作詞家,作曲家になろう!さくなろ道場

作曲家、作詞家を目指す君へ。現役マネージャーが教える作品創りのコツ、裏ワザ、一般常識などなど…誰も教えてくれなかった情報満載です。

作詞チェックは「なんでそうなるの?」から始めてみよう!

お疲れ様です

今回は歌詞のチェック方法について「トミー爺流の裏技?」を紹介させてもらいますね。

 

もし興味ある方、、、最後までお付き合いください。

 

「裏技?」と言っても何にも難しい事は無いですよ、、、いつも小説を読む時の感覚でOKなんです。

 

作品チェックは「他人に伝わらない」ポイントを探す事。 

トミー爺はいつも「書き終わったら歌詞チェックをしよう」と言い続けているけど、みんなには耳タコかな?笑い。

 

でも歌詞チェックがどうして大事なのか?

それは「作詞家は理解しているが、でもリスナーには伝わりづらい。」というところが必ずあるからなんです。

 

それを探すことで提出作品のクオリティを上げることが出来るはず。

 

そうそう、以前書いた「作詞提出前の!ここを抑えておけばワンランクアップ!」はチェックしてくれたかな?

 

まだ?????って人はぜひ下記でチェックしてみて下さいね。

 

sakunaro-dojo.sakushisakkyoku.com

 

以前の記事「作詞提出前の!ここを抑えておけばワンランクアップ!」では具体的な歌詞のチェックポイントを書かせてもらったけど、今回は内容について書かせてもらいますね。 

 

歌詞チェックは自問自答から始まる「なんでそうなるの?」 

 

まず最初に作詞をする時の事をよーく考えてみて下さい。

 

作詞家は何時間も、何日も詞の事、物語の事、テーマ、人物像…など必死に考えます。

 

そしてテーマ、物語を絞り込んで、練り込んで詞を仕上げますね。

 

ここが最大の強みであるけど、最大の弱みでもある…という事に気が付かない人が多い。

 

つまり作詞家は自分の頭の中で「詞の全てが出来上がっています」

 

でもリスナーって「まっさらなイメージで作品に接します」

 

ここです。

ここが落とし穴です。

 

作詞家は自分で解っているので、リスナーも分かっているはず、わかってくれるはず…という前提で詞を書いてしまうんです。

 

そりゃ、そうですよ、、だって何日も詞の事だけを考えている、、

イコール作詞家はイメージがしっかりと頭の中に出来上がっています。

 

そうなるとどんなことが起きてしまうのか?

それは、どんなに文章のつじつまが合っていなくても頭の中で完結してしまう。

 

  作品 + 頭の中のイメージ = 出来上がっている

 

と思ってしまう。

 

リスナーに詞の内容をわかってもらうためにはこれではちょっとまずいですよね、、、、

 

作者の頭の中にあるイメージを出来る限り書きだそう

詞を書く時に上手く行くコツとして、出来る限り作詞家の頭の中にあるイメージ、要素を解りやすく詞に入れてあげるとリスナーに伝わり易くなります。

 

例えば、私は悩んでいます…と相手に伝えるためには、何に悩んでいるのか、どうして悩んでいるのか?そこをはっきりとリスナーに伝えてあげないといけませんね。

 

このように、詞の内容をリスナーに伝えるためには「絶対必要な情報」があります。

 

いつ、どこで、誰が、何を…みたいな要素です。

 

作詞に必要な「5W1H」とは?

リスナーに作詞家が意図するメッセージを伝えるためには、詞の中に「5W1H」的なポイントが適格に入っていなければいけません…

 

5W1H」は下記の要素とは、、、

  1.  When (いつ)
  2.  Where(どこで)
  3.  Who  (誰が)
  4.  What (何を)
  5.  Why  (なぜ)
  6.  How  (どのように) 

 

但し、ここが難しいポイントなのですが「5W1H」の要素全てが入ってなくても良いのです。

 

それが分かる表現が入っていればOK。

 

このポイントについては、また別の記事で詳しく書かせてもらいますが簡単に説明しておくと

 

いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どうやって

 

もし歌詞が1人称、主人公目線で書かれていて場合「誰が」が主人公だった場合、省略できますね。

 

「いつ」「どこで」も物語の設定が見えていた場合、省略できることもあります。

 

しかし「何を」「なぜ」「どうやって」は見えていた方が作品説得力が出てくるのであった方が?

 

または具体的に表記していなくても、リスナーに解りやすい表現だったらなくてもOK。

 

ちょっと曖昧な書き方になっているけど、ここの技法は結構難しい所です。

 

 「5W1H」を使った「作品チェック方法」とは。 

これは自問自答すると上手く行きますよ。

 

例えば、作品を書き上げた後に

 

  • なんでこうなるの?
  • 誰がそうしたの?
  • それはいつですか?
  • どこで?
  • 何がそうなの?

 

みたいにチェックしてみると分かりやすいし、 一度選び手になったつもりで自分の詞を見てみるのもありかな?

 

しかし誰でも自分の書いた詞は「かわいい!!」はずです。

肉体、魂の一部のような詞に、自分でNGを出す事って難しいと思います。

 

そこで一度試してもらいたいのは

 

小説を読むイメージで読み返してみよう

 

まず最初に大きく深呼吸。

または一度休憩をするのも効果的、、そして、自分の頭の中を真っ新にして詞を読み込んでみる、、、

 

  • 舞台はこんな所なんだ…
  • この主人公はこんな境遇でこんな人なんだ…
  • こんな問題を抱えているんだ…
  • こんな風に解決して行ったんだ、素敵だな…  

 

みたいな感じで自問自答、映画や小説を読む時のイメージで詞を読んでみる、、、そうすると

 

  • えっ?この人ってなんで悩んでいるのかな?
  • えっ?こんなに簡単にあきらめてしまうんだ
  • えっ?この人悲しみのどん底いるのに…
  • えっ?立ち直ったのは良いけど、そのきっかけは?
  • えっ?えっ?えっ?えっ?えっ?

 
みたいに沢山の「??????」が出てくると思います。

それをヒントに修正していく…

 

1番に詞で一番伝えたい事を書きこもう 

それと、もう一つの歌詞チェックポイントを書かせてもらいますね。

 

みんなの歌詞を読ませてもらうと一番伝えたいところが2番とか、ハーフに書かれている事が多いですよね、、、

 

これってすごくもったいないと思います。


なぜなら、テレビやラジオで曲紹介される時って1番しかオンエアーされ無いからです。


だから1番に全力投球が必要という事になります。

 

1番の詞は「失恋の内容」

2番の詞は「絶望の内容」

ハーフの詞「主人公が立ち直りハッピーエンド」

 

作詞家としては主人公が沢山の困難を乗り越えて大失恋から立ち直る詞、、、というイメージで書いたのですが

 

オンエアーされたのは

 

1番の「失恋の内容」

 

そうするとリスナーは「この曲って失恋の歌なんだ…」という事になります。

 

さみしいですよね、、笑い。

 

皆の衆、、1番への全力投球お忘れなきよう!!

【トミー爺の関連サイト】

作詞トークでわかる「作詞家リアルボイス] NEW

人と音楽をつなげる TRY-X Music

作詞家作曲家を育てるSong Bank 

【X(旧Twitter)】

作詞雑学今日の一言 NEW

【ブログ】

旅日記 還暦親父の諸国漫遊記

作曲家の為のヘッドフォンとモニタースピーカーのベストセッティング

お疲れ様ですのトミー爺です。

 

今回はミキシングやモニタリングに絶対必要なヘッドフォンやモニタースピーカーについて書かせてもらいますね、、もし、自宅スタジオの音について悩んでいる人、、ぜひ最後までお付き合いください。

 

まずはミックスやレコーディングを自宅スタジオでやる場合、殆どはヘッドフォンか?スピーカーでのモニタリングになります。

 

つまり、今、ここでどんな風に、どんな感じに聞こえて来るのか?

それが重要なポイントですね。

 

まず最初にチェックしてほしいのが、皆さんが使っているヘッドフォンの癖やスピーカーの設置環境を把握する事。

 

一緒に考えてみましょう。

 

ヘッドフォンの場合 

 

ヘッドフォンの場合、メーカー等の癖、特徴がある事を知っていますか?

 

ヘッドフォンの特徴を知る事が最初の一歩

 

自分が使っているヘッドフォンの特徴を言ってみましょう。

  • 低音が強調されている
  • 高音が強調されている
  • 音の輪郭が分かりづらい

などなど、それぞれの特徴があるはずです。

 

しかし、ヘッドフォンから聞こえる音を信じて作業をしていくと 

  • 低音が強調されているヘッドフォンの場合
    当然低音が聞こえすぎているので、低音をカットしていく事に、、その結果低音が少ない音つくりになるはずですよね。

  • 高音が強調されているヘッドフォンの場合
    当然高音が聞こえすぎているので、高音をカットしていく事に、、その結果当然高音が少ない音つくりになるはず

  • 音の輪郭が分かりづらいヘッドフォンの場合
    楽器同士の関係や定位が見えづらい音つくりになるはず。又は音の輪郭を出そうとして「低音カット、高音ブースト」いわゆるドンシャリな音が誕生するかも…

さてその解決策としてはリファレンス音源を用意する

 

リファレンス音源、CDを使って特徴を知ろう

 

まずヘッドフォンで自分が気に入っている音楽、CDを選んで、その音を聞きながら自分のヘッドフォンの音を理解してください。

 

そして、このヘッドフォンで〇〇と聞こえるのでOK、そのポイントを理解できるまで聞きこんで、慣れてみて下さい。

 

次は、自分が作った音とリファレンスの聞こえ方のギャップを埋めていく

 

そこは予測の世界ですが、このヘッドフォンでこのCDを聞くと〇〇のように聞こえるので、そういう音つくりをしていけばプロの音に近くなる。

 

そう考えて作業をするのがベストだと思います。

 

その予測の幅が少ないようなお気に入りのヘッドフォンを探すのもありですよ。

 

家電量販店に行けばヘッドフォンコーナーもあります。

そこでCDを持っていき聞き比べて相性の良ヘッドフォンを探すのもありだと思います。

 

スピーカーの場合

 

プロのスタジオ作業でも、エンジニアの人はそのスタジオのモニタースピーカーの癖を知ったうえでレコーディングを進めています。

 

逆に「あそこのスタジオは音が見えづらい…」という意見も過去何度も聞いた事があります。

  

しかし、色んなスタジオを使うプロはどうやってそれを乗り切るのか?というと、自分が良く知っているリファレンス音源を持っていき、スタジオの癖を知る事からスタートしています。

 

さて、実際に皆さんの場合、モニタースピーカー探しをしているとします。

 

スピーカーユーザーの評価で「〇〇に優れていてバランスがとれたスピーカー」という評価を見て皆さんは購入しますよね。

 

そして自分のスタジオに置いて鳴らしてみる「〇〇に優れていてバランスがとれたスピーカー」という事を信じて。

 

でもちょっと待った!!

 

「〇〇に優れていてバランスがとれたスピーカー」と評価された環境と皆さんのスタジオの環境は全く違っているはず。

 

つまり、モニタースピーカーを購入してからが本当の作業が始まるという事です。それをしなければスピーカーの特徴である「〇〇に優れていてバランスがとれたスピーカー」という力は発揮できません。

 

ではどうやったら調整できるのか?

 

またまた登場します。

皆さんが良い音と思って聞き慣れた音楽、CDを鳴らしてみて下さい。

 

なんだこのスピーカー低音がしまっているって書いてあったけど全然違っている…これは詐欺だ…

 

実はあなたがスピーカーを設置したところがそうなのでは?

 

スピーカーを置くための5つのポイント。 

 

スピーカーと後ろの壁の条件と距離 

 

部屋の大きさや環境はそれぞれ違っていると思いますが、壁に直接つける事はあんまりよくないです。理由としては後ろの壁も鳴ってしまったり低音って後ろに回り込みやすいので低音がこもってしまう事にもなりかねない

 

環境にもよりますが50㎝以上壁から離す事をお勧めしますが、それが無理だったら出来る限り距離をとりましょう。

 

そして後ろの壁が同じ環境ではない場合もありますね。

 

トミー爺の所がそうなのですが、右の後ろがカーテンで左の後ろがガラス…この場合左のスピーカーの後ろにタオルを置いて低音のガラス反射を少しカットしたりしています。

 

音楽を聞きながら、後ろに置く素材の量を調整したりして丁度良い感じにモニタリングが出来るように調整してみましょう。

スピーカーの高さ

 

自分の耳の高さにスピーカーのツイーターとウーファーが中間にくる様にセッティングするのがベストです。

 

この高さ調整が一番大事かな…もし耳の高さにウーファーが来ていたら低音が良く聞こえて高音が聞こえない

 

逆だったら低音よりは高音が聞こえやすくなる。

 

つまりそのように聞こえるままに音の調整をしてしまうので要注意。

 

 

またスピーカーを横向きに置く際は、ツイーターを外側、ウーファーを内側にセッティングしてください。

 

スピーカーの角度

 

よく、モニタースピーカーをまっすぐセッティングしている人を見かけますが、スピーカーは聞き手の座り位置に向かって内向きに調整するのがベストです。

 

角度は座り位置センターからスピーカーを見て、両耳に向かってスピーカーの角度を調整してみて下さい。

 

そうすることでベストなリスニングポイントを探せるはずです。

スピーカーとスピーカーの距離

 

左右にスピーカーの距離感は大体50㎝~1mくらいがちょうどよいかも…

 

ただ色んな部屋の形状があると思うので、もしスピーカーと聞き手の距離が近い場合はあんまり広げすぎないように、その聞き手との距離によってスピーカーの置き位置を調整してみて下さい。

スピーカーの置く環境 

 

スピーカーって音を鳴らすと接地面も共鳴してしまいます。

つまり机にベタ置きで鳴らした場合、机もスピーカーの一部として共鳴したりして低音が変な聞こえ方をする事があります。

 

それを防ぐためには安価な道具として、百円均一ショップで売っているようなウレタン製のブロックを使っても防ぐことが出来ます。

 

又は、スピーカー専用のスタビライザーも売られています。

それを利用するのもあり。

 

それとちょっと高いけどスピーカースタンドもありですね。

 

ただあんまりお金をかけなくても良いと思うのでウレタンブロックなど身近にあったり購入できるもので代用することを進めます。

 

 

ただ最後にモニター用のスピーカーって、決して良い音をしていなくてもOKで、逆に良い音というよりは音の全体像が把握できる鳴りが出来ていればOKです。

 

このスピーカーで〇〇のように聞こえるので、ここは調整しておこう。

 

そう判断する為のツールなので、ぜひ皆さん、個人個人で格闘してみて下さいね。

 

後日追記も考えています。

 

作詞提出前の!ここを抑えておけばワンランクアップ!

お疲れ様です!

皆さんお元気ですか?のトミー爺です。

 

実は、詞を提出前に「ここをチェック」しておくだけでクオリティが格段にアップできるポイントがあるんです。

 

もし興味がある方がいましたらぜひお付き合いくださいね。

 

 

まず最初に皆さんの作品を読ませてもらった時に感じる事は、最終チェックが出来ていない作品が多いという事。

 

では、どこを?どうやって?チェックするのが良いのか?

 

それは下記の5ポイント。

  1. 作品タイトル
  2. 出だしの2行
  3. Bの最後の行
  4. サビ頭
  5. サビ最後の行

 

作品を提出前に、最低限、この5ポイントをチェックするだけで作品クオリティが数段アップできると思います。

 

良かったら早速実行してみては…

 

 

 作詞提出前の!ここを抑えておけばワンランクアップ! 

 

前にも書いた事があると思いますが、作品を提出するってことは「我が子に旅をさせる?」という事に近いかも…

 

または、気合い入れて外出する時に似ている。

 

今日は彼氏と初デート、、念入りにお化粧やファッションチェック(古っ、、笑い)しますよね、、。

 

それと同じで詞も必ずチェックしてあげて下さいね。

 

さて、5つのチェックポイントとは?

 

1. 作品タイトルは作品の顔

 

ここは作品の顔!最初に評価される所なので注意!
           
タイトルって案外意識を置かない人って多いかも…でもね、、沢山の作品が集まった時に、まず最初に読んでみたいと思う作品って、、、

 

そうそう、タイトルを良いと思った作品なんですよ…
     
作品をタイトルで判断する…って豪語するディレクターさんもいるくらいだからね、、この考え方ってある意味当たっていると思うんですよ。

 

  良いタイトル = 良い作品  

 

例えば、大好きなアーティストの新曲が発売される…という情報をキャッチしたとします。

 

まずはどんな曲なのか?どんなタイトルなのか?知りたくありませんか?

知りたいですよね…

 

例えば、ニューアルバムの収録曲がタイトルだけ発表されました。

なんかワクワクして「多分こんな曲かもしれない?」なんて想像巡らせたことってありませんか?

 

 

皆、一度や二度、こんな経験をしたことあるはず、、それだけ「作品タイトル」って重要なんですよ。

 

2. 出だし2行は歌とリスナーが最初に出合うポイント 

ここが一番大事、この2行でその先を読んでみたくなるか?聞いてみたくなるか?どうかが決まるポイントだと思います。 

 

映画で言うと冒頭の部分、人と人が出逢った時の第一印象にあたる部分だと思うんですよ。第一印象の悪い人って最悪だよね…印象を後まで引っ張ってしまう事になる。

 

作品も同じです。

 

ヒット曲の歌いだしを研究してみて下さい。

必ず印象的な歌いだしがあると思いますよ。

 

もうひとつ例を挙げると、皆、CDを買う時に試聴ってしない?

その時の事を思い出して…

 

まず、イントロを聞いて好きな曲かどうかを判断するよね、、

次にAの歌いだしを聞いて「違う、いまいち」と思ったら、その曲、飛ばさない?

 

ほら、、冒頭部分でしょ…

冒頭部分は細心の注意を払ってアプローチしてね…                    

3. Bの最後の行でサビの印象が左右される 

サビに向けて勢いがつくかどうか?ここで決まる、、と言っても過言ではないと思うのですよ。 

 

実はここって案外気にしない人がいると思うけど、サビに向かってジャンプする踏み台の役目のところだよ!

 

特に詞先で書くときには注意!

 

ここのアプローチ次第でサビ頭のメロディにかなり影響を及ぼすところ

作曲家がサビで思いっきり弾けられるように意識をしてみるといいかも…

 

4. 世の中を掴むのはサビ頭 

言わずと知れたサビ頭です。(笑)

 

作詞家が一番評価される個所、ここにこの詞で一番言いたいメッセージを書けるように日々精進?してね

 

AとかBの延長で書いてしまっている人案外多いよ

 

    作詞において

    サビ = 叫び

 

この鉄則をしっかり頭にいれこんでおいてね

 

そしてCDの宣伝やCMに使われるところだよ。

ここで世の中を捕まえられるか?

 

作詞家の勝負ポイントと言っても大げさではない。

 

まずは意識することかならかな? 

 

5. サビ最後の行こそ細心、最大の注意が必要なポイント 

ここの締めがとっても大事。

ここの重要度を案外気づかない人が多いね。

 

ここを失敗すると、いままで書いてきた血と汗と涙の作品も、この一行で全部無駄になってしまう可能性がある。

 

どんなにその前が良くても、最後の処理を間違うと作品が死んでしまうので要注意!!

 

詞の最後の1~2行って映画やドラマのラストシーンと同じ。

 

TVドラマを観ていて「え?何でこんな最後なの?」と思ったことってないですか?ラスト2行って、そう言う役目だということを覚えておいてね。

 

逆の考え方で、それまでいまいちな作品だったとしますね、でも最後の1行がすごく良くて最高の作品に逆転することもありって事です。

 

特に大事なのが1番の終わり方。

 

そこでしっかりと聞き手を捉えられれば、その作品は勝ち!

もう一度聞いてみたいと思わせられるかは、1Aの最後の行で決まります。

 

ぜひ、今回書かせてもらった「5つのチェックポイント」

 

絶対実践してみてね!

 

【トミー爺の関連サイト】

作詞トークでわかる「作詞家リアルボイス] NEW

人と音楽をつなげる TRY-X Music

作詞家作曲家を育てるSong Bank 

【X(旧Twitter)】

作詞雑学今日の一言 NEW

【ブログ】

旅日記 還暦親父の諸国漫遊記

作詞家の為の作品提出前の8つのチェックポイント 。

お疲れ様ですのトミー爺です。

 

今日は作詞をしているあなたに、とっておきの情報をお伝えしたいと思っています。実は作品を提出前にある事をすることで、作品クオリティが激変する魔法があるのって知っていましたか?

 

この記事の内容は

 

 

その答えが作品チェックです。

 

なーんだ、そんな事トミー爺に言われなくてもわかっているよ…とがっかりした人もいますよね、、でも、最後まで読んでみて下さい。

 

以外に「そうなんだ…」と思える内容もあるはずです。

 

作品をやっと作り上げた!

やったー!って感じですよね、、、

 

殆どの人は作品を作り上げた安堵感、達成感で一杯。

次に作品チェックをしよう、、やらなければ…とわかっているけど、後回しにしてしまう事もあるのでは?そのうちに提出日、締め切りになってそのまま提出してしまう、、、

 

そんな経験ってありませんか?

  

さて、皆さんは、ここ一番というデートや仕事に出かける時に、まさかスッピンのまま…よれよれの服装で、出かけないですよね。

念入りにチェックするでしょ…

作詞家にとって「作品提出は詞という我が子を世に送り出す事」ですから、下に書かれている8項目は必ずチェックするようにしましょう

 

歌詞提出前の8つのチェックポイント 

 

  1. 作家名はかかれているのか?
  2. 文字数のチェックはOKか?
  3. 誤字脱字がないか?
  4. 歌詞のレイアウトは見やすく書かれているか?
  5. メロディに言葉乗りはOKか?歌いにくくないか?
  6. 登場人物がしっかりと書かれているか?
  7. ストーリーで抜けているところがないか?
  8. 同じ事を何度も書いてはいないか? 

 

1. 作家名は書かれているか?

 これはないとまずいですね、せっかく作品が良くても連絡先や作者がわからなかったらNGですものね、、でも意外と抜けてしまっている事もあったりするので必ずチェックをしてくださいね。

 

 また、ファイルで作品提出する時は「誰が、何という」作品を送ってきたファイルなのか?それがわかるようにファイル名を表記するようにしましょう。

ex)  loveletter_tommygii_20180808  みたいな感じ。

 

 2. 文字数のチェック 

  特に詞先での提出の時は必ず行うようにしてください。文字数が合っていないと内容が良くてもNGになってしまう事がありますよ。また文字数を揃える事って、作詞家としての能力がチェックされる最初のポイントになります。

 

 この作家さんって基本が出来ていない人…って疑われる事にもなりかねません…そうなったらいやですよね。気をつけましょうね

  

3. 誤字脱字がないか? 

 誤字脱字は物書きとしてはちょっと恥ずかしい事です。

特に最近よくあるケアレスミスとしては「誤変換」。これはトミー爺もよくやってしまいます。提出後に読み直してみて愕然とすることがあるので皆さんもチェック忘れなく。

  

4. 歌詞のレイアウトは見やすく書かれているか? 

 結構これは大事!せっかくの力作なのに「読み手が読みやすい、解り易い」ように書かれていないとせっかくの歌詞の素晴らしさが相手に伝わらないことがあります。

 

 何処が「A」で何処が「サビ」なのか?せめて一目見たときに解るように書いた方が良いですね。

 

 トミー爺がSong Bank会員の作品アドバイスする時にもよくこの様なケースがありますよ。

 

特に気をつけないといけないのは詞先の時。

 

 曲先(はめ込み)の時は先にメロディがあるので構成が決まっていることが殆ど、しかし詞先の時は出だしのところが「サビ」なのか?「A」なのか?作詞家の自由なアプローチに任されることが多いので要注意です!

 

5. メロディに言葉乗りはOKか?歌いにくくないか? 

 必ず声をだして歌ってみて下さい。音数は合っているけど、歌いにくい歌詞ってあります。メロディと言葉の関係をどうやって処理して行くのか?ここは作詞家の腕の見せ所ですよ。

  

6. 作品のストーリーはしっかりと書かれているか? 

 作詞家の頭の中にある詞の「物語」「ストーリー」は歌詞の中に読み手に解りやすく書かれていますか?ただし、作品の中に荒筋を入れ込む事では無く、読み手が理解できる最低限の内容、ストーリーでOKです。

 

ポイントは最初の2行。


 導入部が解りにくい小説、映画って難解な作品になってしまいます。

 

川端康成さんの「雪国」の出だしは知っていますよね。 

 

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。

      ー川端康成 雪国より引用ー 

 

 この短い1行の中に「主人公は汽車に乗って旅をしている、到着したところは雪国…」のように、かなりの情報量が詰め込まれています。

 コツとして「5W1H」の要素を意識すると便利かも…詞の中に「5W1H」全部の要素は入らないのですが、最低必要なポイントを書き込むようにしましょう

 

7. 登場人物がしっかりと書かれているか?  

人物のキャラクター、相対関係はしっかりと表現できているのか?

 

 ここでチェックすることは「主人公のキャラクター」や「登場人物と主人公の関係」が読み手に解りやすく書かれているのかどうか?

 

必ずチェックしましょう。

 

ここが分かりづらいと「誰が、誰に向かって発しているメッセージなのか…」が解らなくなるので要チェック。 

 

8. 同じ事を何度も書いてはいないか? 

ただし、それが意図的に重複して書かれているのでしたらOKです。

ただ「悲しい」ということを伝えたいばかりに、全編に渡って「悲しい」という事を色々書き込む人が結構多いです。

 

もしダブっているようなところがあればそこを検証してみて、もしな
くても良いと判断できたら思い切って捨ててください。

 

書き手としたら物凄く怖くて不安なことだと思うのですが、しかし勇気を持って捨ててください。

 

 

それが出来るとその省いたところには色々なことが書きこめますよ。

 

 

以上、作品チェックをする事であなたの作品は見違えるほど輝いてくると思いますよ。

 

ぜひ、チャレンジ?いや習慣付けて下さいね。

 

 

【トミー爺の関連サイト】

作詞トークでわかる「作詞家リアルボイス] NEW

人と音楽をつなげる TRY-X Music

作詞家作曲家を育てるSong Bank 

【X(旧Twitter)】

作詞雑学今日の一言 NEW

【ブログ】

旅日記 還暦親父の諸国漫遊記

トミー染川のプロフィール

           トミー染川のプロフィール 

 

名前   トミー 染川

生年月日   1954年10月

出身地    北海道 小樽市

【会社概要】

〒150-0002

東京都渋谷区渋谷3-5-16 渋谷三丁目スクエアビル2F

有限会社トライエックスミュージック社 代表 トミー染川

 

【会社web】

try-xmusic.jp

 

【トミー染川の略歴】 

  • 1954  北海道小樽市に生まれる。
  • 1959 北海道旭川市へ転居。
  • 1972 旭川南高等学校卒業。
  • 1974 千代田テレビ技術学校放送学科入学。
  • 1977 千代田テレビ技術学校卒業。
  • 1978 在学中にヤマハ日吉センター入社
  • 1986 ヤマハ退社。フリーのPA、舞台監督として活動。
  • 1987 ユタカプロダクション入社。
  • 1988 ユタカプロダクション退社
  • 同年 株式会社ロックオンカンパニー入社。
  • 1998 音楽家育成システム「Song Bank」を立ち上げる。
  • 1999 ロックオンカンパニーを退社。
  • 2000 (有)トゥエンティーレーベルを相模原市に立ち上げる。
  • 2001 法人化準備の為(有)トゥエンティーレーベルを退社。
  • 同年 個人事業として屋号「ザソングバンクシステムズ」「トライエックスミュージック」として活動開始。
  • 2003 有限会社トライエックスミュージック社を設立。
  • 2006 8月に事業所を川崎市から東京都渋谷区に移転。

 この後はトミー爺の生い立ちや人生波乱万丈の出来事を紹介、、

ちょっと長いので時間のある時ににでもチェックしてみて下さい。

 旭川時代

幼少時代 

5歳の時に両親の仕事の為、小樽市から旭川市に引っ越し曙町に居住。

引っ越し当初は孤独な少年、友達も出来ず、一人遊びが大好きな少年だったが、すぐ仲間が出来き悪ガキに変身。野原を野獣のように駆け回って遊び、雪が降ったら雪で要塞を作り雪玉を凍らせてそれを使った雪合戦が得意だった。 

音楽に目覚める

小学校4年生の時にビートルズが来日、GSブーム(グループサウンズブーム)が到来する。小学6年生の卒業イベントでクラスでベンチャーズ当て振り芸を披露することに。12名くらい選抜され、掃除用のホーキに画用紙でエレキギターの絵を書き、それを張って全校生徒の前で当て振りデビュー。

 

ちなみにギター担当は6人くらい、ベースは一人もいなかった 笑い

 この体験以降、なぜか自分は音楽が大好きだ、、と思い込んでしまった。 

吹奏楽部に入部 

無事に小学校を卒業、中学に入学。吹奏楽部に入部する事になる。

 

実際はトランペットを希望したが空が無かったためにトロンボーンチームに入る事に。いつしかトロンボーンチームのリーダーにまで上り詰める、、と言っても2人だけだったけど…笑い 

バンドに目覚める

吹奏楽をやっていたことで楽譜の読みができ、当時、流行り始めたバンドに、のめり込むようになった。両親に頼み込んでクラシックギターを買ってもらい譜面が読める事をいいことに楽器もそこそこ上達した。

 

日曜となれば、仲間と友人の家に集まりバンド練習をするようにもなった、、この当時、今のような練習できるスタジオなんて無く、ドラムやギターを家の前の広場に出して家から電源コードをつなげて、原っぱが練習場、あの当時のご近所さま、、雑音ご迷惑かけました。

 

練習中に「うるさーい、やめろー」と何回も怒鳴られた記憶が、、笑い

 

もちろん楽器移動はリアカー移動。そこにドラムやアンプを乗せ、人力で1時間かけて友人宅まで運び、家の中で練習に明け暮れる。

 

アンプと言っても玩具みたいなアンプやテープレコーダーにギターを無理やり差し込み、音を増幅して代用していた。

 

この頃に友人宅のオープンテープレコーダーを使って多重録音にもチャレンジ、、「帰って来たヨッパライ」にのめり込む?

 

高校時代

中学を卒業後、旭川南高等学校に入学(私立時代)迷わず吹奏楽部に入部高学年になり自分の進路を考えるようになった。

  • プロのトロンボーン奏者になる
  • プロの録音エンジニアになる
  • それがだめだったら音楽関係の仕事がしたい

 結局「自分には音楽の道しかない」と勝手に思い込み、東京に行く事を決断。この時の無謀な決断が、なんの根拠もない田舎少年の決断?思い込みが今だに続いているって奇跡のような人生かも。

まだその途中ですけどね、、

 

19歳で単身東京に 

東京で大学受験にトライするが失敗。受験の日、お昼休みに入ったスナックでピラフを食べている時にスナックのママが言った言葉で人生が変わる。

 

「お兄ちゃんね、、〇〇大学を出ても何にもならないよ…」

 

そうか大学出てもダメなんだ…だったら手っ取り早く専門学校…と思って上野にあった千代田テレビ学校に入学。

運命を変えたヤマハ時代

千代田の同級生のOさんとMくんに声をかけられた。

 「そめさん、日吉のヤマハ、人が足りないんだけど来ない?」

 この一言でヤマハでアルバイトをする事に。

 

在学中も企業実習という形で1年ヤマハで働き無事に千代田を卒業。

本格的に契約社員としてヤマハで働く事に、実際に此処での7年間がその後の人生を決める事に。 

 

ガキトミーの当時の仕事は

  • スタジオ運営企画
  • 日吉センター主催のアマチュアコンサートの運営企画
  • マチュア楽家の育成業務を行う。

 こんな感じ

ヤマハ日吉センター時代

さてさて、ガキトミーが働いていた当時のヤマハはポピュラーコンテスト(ポプコン)、EAST WEST(関東エリア)などのコンテストに力を入れていて、自分が入った日吉センターは関東甲信越地区の中心的なセンター。

 

リハスタジオ5室、関東全エリアのポプコン優秀な参加者のレコーディングを一挙に行っていたレコーディングスタジオがあり。

 

また、エレクトーンやピアノのトッププレーヤーが練習やワークショップを行うホール、とにかく今までの人生が逆転したかのような環境だったんですよ。

 

その当時の音楽仲間がトミー爺の人生を決めたと言っても大げさではないかも…

 

当時一緒につるんでいたメンバーは「杉山清貴オメガトライブの前身バンド」「結成当時の横浜銀蝿」「若き日の千住明くん」「エイプリルバンド、のちの尾崎豊のバンド(ハート オブ クラクション)」「音楽プロデュ―サーの斎藤ネコくん」「のちに糸井重里さんらのゲームソフト、マザーに参加したゲーム音楽の巨匠?酒井省吾くん」らが日吉を舞台に切磋琢磨していた時代。

 

そして何と言っても最初に日吉に行って度肝を抜かれたのがまだデビュー前の渡辺真知子さんの歌を聞いた事。とにかくこの時代の人脈がのちの宝物。

 

ヤマハ退社、フリーランス 

ヤマハ時代のガキトミーは色んな事にチャレンジさせてもらった。

けど、その道のプロにはなれずに悶々とした時代、、そんな時にのちの会社名にもなったバンド「TRY-X」に出合う。

 

彼たちの才能に衝撃をうけ、彼らのバンドマネージャーとして活動も始める。

 

その流れもあってこのままではいけない…と思い1985年  ヤマハ退社。

TRY-Xのマネージャーとして活動、生きる為にフリーのPA、舞台監督としても活動。ヤマハエレクトーン関係のコンサート、鳥塚しげきさん(ワイルドワンズ)のファミリーコンサートなどの制作を行う。

 

トミー染川の誕生 

とはいえ、全く無名のマネージャーが何をすることも出来ず、日吉時代に親交を持った横浜銀蠅の嵐さんに相談。

 

「そめさん、お前は顔が濃いから名前も濃くした方が良い」

 

というアドバイスで、ここに「トミー染川」が誕生。

 

人脈を広げる為に横浜銀蠅の事務所に社長のアシスタントとして入社。

そして社長のアシスタントという肩書が「子分」(社長が親分だからアシスタントは子分だという理由で)

 

ここに「子分 トミー染川」が誕生する。

 

しかしTRY-Xは解散、リーダーのTsukasaくんが作曲家になるという事で彼のマネージャーとしても活動始める。

 

株式会社ロックオンカンパニー入社 

ユタカプロダクションでの仕事修行中、母が一時的な記憶喪失になる。

その後快復するも、それをきっかけにユタカプロを退社 。あるレコード会社のディレクターさんの紹介で新しく出来るアレンジャーの事務所、 ロックオンカンパニー(以下、ロックオン)に参加することに。

 

このように文章で書くと「たった数行」の話が、トミー爺にとって人生を変える数行になった。

 

当時のロックオンがマネージメントをしていた編曲家、エンジニアたちは当時の音楽シーンをつくりあげていた人たち。

 

そんな事を知らないトミー爺はついていくだけで必死。

 

社長と一緒に編曲家が仕事をしているスタジオに行くと、レコードクレジットでしか知らない日本のトップミュージシャンが居て、アーティストと一緒に音楽の話をしているトミー爺。

 

以前はレコード会社のスタッフを必死に捕まえようとしていた人間が、逆にレコード会社のスタッフから追いかけられる立場に…

  

当時の担当メンバー

  • 西平彰くん 彼は新進気鋭の(keyboard,編曲家)担当アーティストは氷室京介さん、平松絵里さん、槇原敬之さん、鶴久政治さんetc.
  • 西本明くん 彼も新進気鋭の(keyboard,編曲家)担当アーティストは尾崎豊さん、佐野元春さん、稲垣潤一さんetc.
  • 水島康宏くん(作曲家) 高橋真梨子さん『ごめんね』etc.
  • Tsukasaくん(作曲家) 後日、嵐さんの「時代」詞、作編曲担当
  •  関根安里くん(作、編曲家)中森明菜さんのTATOOの作編曲
  • 佐藤ありすさん(作詞家)CHU CHU TRAINの作詞
  • 澤地隆さん(作詞家)チャゲ&飛鳥さんなどの作詞

 

このメンバーを一人で担当することに、結構、大変で、これだけ考えたら波乱万丈の人生でしょ、、まだまだ続きます。

 

Song Bank誕生 

作家のマネージメントをしていると新人作家さんのデモを聞くケースが増えてきたある日、ある作家さんから言われたひとことがその後のトミー爺の人生を変える事に

 

「トミーさんのアドバイス、物凄く分かりやすい…」

 

その時は「そうなんだ…」とただ感じていたのですが、その後、新人作家さんから「ロックオンに所属させてください…」という要望が増えてきた、、、けど、専属作家制度しかなかった当時の作家事務所、ロックオンも当然そうだったので、お断りするしかない日々が続く。

 

ある日、閃いたのですよ。

 

「専属作家さんとして個人と契約は出来ないけど、その作品と契約する仕組みが作れないか?」

 

これだったら個人を専属契約の縛りで拘束する事はないし、音楽業界は新人作家を求められている現状、新人作家を世に送り出す手伝いが出来るかも…

 

トミー爺、一人で考えました。

 

そしてやっと考え出したのが「Song Bankシステム」だったのです。

 

お蔭様で2018年7月現在、44名、115作品がCDなどで作詞家・作曲家デビューを支援することが出来ました。

 

まだまだ進化続けて行かねば…と思っています。

 

その後のトミー爺は? 

  • 1999 ロックオンカンパニーを退社。
  • 2000 (有)トゥエンティーレーベルを相模原市に立ち上げる。
  • 2001 法人化準備の為(有)トゥエンティーレーベルを退社。
  • 同年 個人事業として屋号「ザソングバンクシステムズ」「トライエックスミュージック」として活動開始。
  • 2003 有限会社トライエックスミュージック社を設立。
  • 2006 8月に事業所を川崎市から東京都渋谷区に移転。

などなど、これだけ見ても波瀾万丈の人生。

 

トミー爺は今何をしている? 

 

現在もしぶとく頑張っていますよ。

  • 作曲家のマネージメント
    AKB48グループや高橋真梨子さんへの楽曲提供。

    「淡き恋人」高橋真梨子さん       森川直紀くん
    「summer side」AKB48       水島康宏くん
    「チームB推し」AKB48       吉野貴雄くん
    「みなさんもご一緒に」AKB48     篤永猛彦くん
    「世界は何処まで青空なんだろう」NGT48 斉門くん
                   etc.

  • 山口出身のちひろさんのCD制作、ライブ制作のお手伝い
    CD「メッセージ」「Reborn」「愛のメッセージ」
    ライブ「15周年ライブ」

  • 各地での作詞、作曲勉強会、ワークショップの開催
    東京、大阪、札幌、名古屋、福岡、広島

  • 専門学校の講師

  • うたまっぷ作詞スクールの添削や運営のお手伝い

トミー爺の人生航路、まだまだ続きます。

こうご期待!

 

【トミー爺の関連サイト】

作詞トークでわかる「作詞家リアルボイス] NEW

人と音楽をつなげる TRY-X Music

作詞家作曲家を育てるSong Bank 

【X(旧Twitter)】

作詞雑学今日の一言 NEW

【ブログ】

旅日記 還暦親父の諸国漫遊記

モニタースピーカーの置く位置で音が激変するかも…

毎日暑い日が続きますね…のトミー爺です。

 

先日行われた大阪作曲デモテープクリニックで話題になった「モニター環境を整備する…」の話をご紹介させてくださいね。

 

皆さんの音楽作りの環境をちょっとだけ変えると音がわかりやすくなったり激変したりするので、この機会に一緒に考えてみましょう。

 

この記事の内容は

 

  

モニター環境の整備って何?

まずは質問です。

 

皆さんはどうやって音のチェックや楽器バランスの確認をしていますか?

  • スピーカーを使ってレコーディングやミキシングをしている。
  • ヘッドフォンを使ってレコーディングやミキシングをしている。
  • 両方を使ってレコーディングやミキシングをしている。

 

それでは皆さんにもう一つ質問です。

ご自身のレコーディングシステムでの「基準になる音」を知っていますか?

 

基準になる音とは?

それは、このスピーカーで、このヘッドフォンで〇〇のように聞こえているのでOKだ…という事です。

 

つまり、完璧な環境でのモニタリングだったら、実際に聞こえている音がどこでもベストに聞こえる音という事になりますね。

 

でもそんな完璧な環境での音つくりは出来ていないはず。

 

そうなるとある程度、音の予測しながら作業をしていかなければ…

 

その時に基準になる音を知る事がとっても大事になります。

 

まずは音環境をチェックしてみよう

皆さんのご自宅や作曲の音楽部屋って、どんな環境ですか?。

  • 思いっきり音を出せる環境
  • 近所の迷惑を考えて小さい音でしか作業が出来ない環境
  • ヘッドフォンでしか作業が出来ない環境

そこで、皆さんにもう一つ質問です。

 

みなさんの音楽部屋はどんな音をしていますか?

ここが今回の話のポイントになります。

 

例えば、トミー爺がみんなのデモ音源を聞いていて感じる事。

 

Aさんの音って低音が少ないよな…とかBくんの音って低音が多くて変なバランスだよな…とか、、、

 

これってそれぞれの人の能力の問題だけではなく、その原因は ご自宅のモニター環境にあるかもしれませんよ。

 

例えば、先ほど登場してきた「Aさん」の場合

 

ひょっとしたらご自宅でモニターしている時は丁度良いバランス感だったかもしれません、、でも、ご自宅のモニター音が低音が溜まりやすくて多く感じるとしたら…

 

つまり、モニタースピーカーの周りで低音が残留していて、その結果音がもやもやして聞こえる。

 

その為に低音をカット気味に音つくりをしてしまっていた…

 

 

例えば、Bくんの場合は

B君のモニター環境が低音が何らかの原因で吸収されてしまっているためにどうしても低音感が物足りなく感じてしまう。

 

その為に低音を多めの音つくりをしてしまっている。

 

ほら、皆さんの能力のせいだけではないですね、、

 

では、そこを改善する為にはどうすると良いのか?

 

まずはスピーカーの話からスタートしましょう。

スピーカーの置く位置と耳の高さ

まず、みなさんの使っているスピーカーってどんな位置、どんな置き方をしていますか?理想をいうと皆さんが作業をしている所から左右均等の所においてあるのがベストです。

 

そして左右のスピーカーの置き位置、距離の丁度真ん中、中心部に聞き手が来るように置き位置を調整出来ていればベストです。

 

スピーカーが置いてあるど真ん中に、ドセンターに皆さんが座れるようにする。

 

次にスピーカーの向きですが、少し内側に向けて、みなさんの両耳に音が向かってくるように調整する。

 

次に大事なのが、2wayのスピーカーならウーハー(中低音用のスピーカー)とツイーター(高音再生用のスピーカー)とあると思いますが、そのツイーターが耳の高さかちょっと上に来るようにスピーカーの置き位置を調整してみる。

 

スピーカーの裏の環境を整える。

次にチェックしてほしいのがスピーカーの裏の状況、、例えば、左右のスピーカーの後ろがどうなっているのか?

 

出来れば同じような環境にしてあげる。

 

例えば、右のスピーカーの後ろは壁で、左はガラス窓。

トミー爺の仕事場がこうなのですが、、

 

もしこんな環境であれば、左右のスピーカーの音の周り込み具合が違っているかもしれません。

 

トミー爺の場合は右のスピーカーの後ろはカーテンがあり、左のスピーカーの後ろはガラス窓、、という環境だったので左のスピーカーの後ろにはタオルをかぶせて、ガラスからの音の反射をカットしました。

 

これが無かった時は、何かまとまりのない、音が散っている感じ?がして楽器の定位がはっきりと聞こえなかったけど、タオルを被せたら音がすっきりとして定位感がわかるようになりました。

 

また全体的にボワーンとして、音が籠ってしまっていればちょっと大き目のバスタオルを持ってきて、左右のスピーカーの後ろにバスタオルで囲ってあげると後ろに回り込んでいる低音が吸収されてスッキリと聞こえる事もあります。

 

スピーカー台も音に影響を与えている

それとスピーカーはどんな感じに置いていますか?

 

もし机などにベタ置きの場合は低音が机に共鳴してしまうのでスピーカーを乗せるブロックなどで共鳴を防ぐのもありだと思います。

 

以外に効果があったりしますよ。

 

ちなみにトミー爺は「百円ショップ」で買ってきた発砲スチロール製のブロックもどきの上にスピーカーを置いています。

 

まずはご自宅の音環境のチェックをしてみましょう。

 

次はいよいよ音の基準について

 

 
このヘッドフォンいいですよ!軽いし、良い音だし、ノイズキャンセリング付き

トミー爺もあこがれの一品 

 

【トミー爺の関連サイト】

作詞トークでわかる「作詞家リアルボイス] NEW

人と音楽をつなげる TRY-X Music

作詞家作曲家を育てるSong Bank 

【X(旧Twitter)】

作詞雑学今日の一言 NEW

【ブログ】

旅日記 還暦親父の諸国漫遊記

大阪作詞作曲ワークショップレポート。今回のテーマは「風を感じる恋」。

おはようございます。

大阪は梅雨明けしたのかな?のトミー爺です。

 

昨日(2018年7月8日)は大阪作詞、作曲ワークショップ。

 

作詞、作曲ワークショップで盛り上がり、打ち上げでも盛り上がり、何よりも参加メンバーの実力が数段上がっていたのはビックリでした。

 

普段の日常では味わえない「音楽三昧の一日」。やっと東京に帰って来てまだまだ興奮冷めやらないうちにしっかりとレポートさせください。

 

さぁ、、始まり始まり、、、! 

 

この記事の内容は

 

いざ、大阪に向けて出発!

 今回の大阪作詞作曲ワークショップは二部構成。

 

午前中は10時からは「作曲デモクリニック」、午後13時から「作詞作曲ワークショップ」という事で、今回も朝4時起きで地元駅、午前5時発の始発電車での移動開始です。

 

朝5時40分頃、無事に新横浜到着、、、さすがに閑散としている感じですね。

f:id:tommysomekawa:20180709163824j:image


やっぱ腹が減っては戦は出来ぬ…という事で、まいどまいどの崎陽軒のシューマイ弁当。 


f:id:tommysomekawa:20180709163845j:image

 

個人的には「新横浜、新幹線 = シューマイ弁当」という習慣というよりも習性になっているトミー爺。

 

他のお弁当という選択肢はあるんだけどねぇ、、、、なぜか?迷わずシューマイ弁当、、脇目も振らずシューマイ弁当、笑い。

 

これがないと旅が始まらない…なんともワンパターンな親爺。ゲン担ぎってやつかもしれませんね、、笑い。

 

なんのゲン担ぎなのか?

、、そうだよね、、作詞作曲ワークショップの大成功だよね!!


6時18分、新横浜発の「のぞみ1号」博多行きに乗る予定、朝早い便なのでホームには人も少ないですね。

f:id:tommysomekawa:20180709163850j:image

おっと忘れてはいけない…Kiosk静岡茶のペットボトルを2本購入、、東海道と言えば静岡茶、、また、ここに変な親爺の拘りが、、笑い。


いざ新幹線に無事に乗車、、今回は4号車の二人掛け座席の窓側の席。

 

下りの新幹線の二人掛け座席の窓側、、実は結構好きな席で、、その答えは、、、ハイ、、天気が良いと富士山が見えるから、、毎回、色んな顔の富士山を見る事が出来て、それも楽しみの一つ。

 

新幹線の中から景色を見ながら、何となく仕事をしつつ、、うとうとしつつ、、あっという間に新大阪に、、本当に早いですよね、、

 

大阪到着。いざ!西区区民センターへ 

おっとここからエスカレーターは右側がステイ、左が歩き、、、関東は逆なんですよね…、、これってどこからそうなるのかな?

 

ちょっと知りたい、、静岡は?確か名古屋も左がステイだった記憶が?

そんな事を考えて本日の会場「西区民センター」に到着。

 
f:id:tommysomekawa:20180709163855j:image

この立て看板、かなり強烈、、インパクトがありますね。

 

本日はこの西区民センターの2Fの第二会議室でワークショップを行います。


f:id:tommysomekawa:20180709163835j:image

作曲デモクリニックスタート!

さあこれからスタートです。

まず午前中の作曲デモクリニックは参加者のデモ音源を聞かせてもらい、通常の悩みや音に関しての悩み、アレンジの悩みに関してのアドバイスや意見交換がメイン。

 

実は、毎回ラジカセで音を聞いて色々ディスカッションしています。

なぜか?

 

作曲のコンペは通常ラジカセで再生して楽曲を判断することが多いんですよ、、それも小さい音で再生されることも多い。

 

えっーーー!と思った方も多かったのでは?

 

だからいつも会館から借りた普通のラジカセ、音は全てノーマル状態で再生して色々判断しています。

 

これでもかなり分かるんですよ、、例えば、コンプのかかり方やミックスバランスの細部まで、、、本当に、、、

 

実際プロのレコーディングでも最終形でラジカセチェックという行程をやっています。

 

皆さんも作品チェックは爆音で聞くのではなく、ラジカセで小さい音でチェックして、小さい音でもかっこよいデモを作ってみて下さいね。

 

そんな事をやっていると2時間くらいすぐ経ってしまう。だけど今回もかなり濃いディスカッションが出来たと思います。

 

それともう一つアドバイスすると「デモを人に聞いてもらう…」というのは勉強になります。

 

普段は自分の感覚でやっているデモ作り、音源って他人にはどう聞こえるのか?

 

それを知る事、自分の考えと他人の感覚の差を知る事が出来ます。

 

それによって「人に聞いてもらって評価される作品作り」が出来るようになりますよ。

 

そして「作品をコンペに提出している人」に絶対おすすめなのは、身近にいる、出来れば何らかの音楽活動している人を見つけて自分の作品を聞いてもらうと良いと思います。

 

かなり色んなヒントをもらえるはずです。

 

そして、お昼休憩をはさんで午後の部のスタートです。

 

大阪作詞作曲ワークショップ

 実は大阪作詞作曲ワークショップといっているけど、今回の参加者の住んでいる地元が川崎、山梨、奈良、京都、滋賀、、など、、実は純粋な大阪在住者がいない事が判明、笑い。

 

これからは関西作詞作曲ワークショップにしなければ…なんて、変な盛り上がりからスタート。

 

さて、今回のテーマは「風を感じる恋」

このテーマをイメージして作品つくりをするというのが今回の課題。

 

そして今回のワークショップは「作詞、作曲のコラボ」でやるのが特徴。

 

進め方は下記のスタイル。

  1. 作詞、作曲が詞先、曲先で作品作りをする。
  2. 日程的に第一回目の作品を提出してもらう
  3. 詞は作曲家に、曲は作詞家に再発注。
  4. 当日までに作曲家は詞先で作曲をする。
  5. 当日までに作詞家は曲先で作詞をする。
  6. そして当日にお互いの作品を聞きながらディスカッション

こうすることで「メロディがつけやすい作詞のコツ」と「詞がつけやすい曲の作り方」を自然と体感できるという内容です。

 

そして自分の書いた詞が作曲家のデモとして実際に聞けるのも醍醐味の一つかな…

 

また今回は映像や写真を見ながらイメージを膨らませる…そういう事にもチャレンジすることにしました。

 

 

トミー爺、個人的には作品を読む、聞くときに映像を感じられる作品って伝わり易いと思っています。

 

そして今回ワークショップに集まって来た作品はかなりレベルが高かった…

 

皆、それぞれに覚醒しているんだな…と妙に感動してしまいました。

 

そうこうしているとあっという間に4時間が経ち、お腹いっぱいのワークショップになりました。

 

打ち上げというワークショップ

ただ、まだまだ終わらないのがトミー爺のワークショップ。


これから高齢、恒例の打ち上げです。

(最近、「こうれい」と変換しようとするとなぜか?高齢と変換されてしまう、、なぜでしょうね、笑い)

 

大阪の打ち上げはこの「南蛮亭」が定店になっている、、、ここの焼き鳥が美味いんですよ。

 

 


f:id:tommysomekawa:20180709163830j:image

またこの店のBGMが洋楽や邦楽の過去ヒット。

 

焼き鳥を食べながら聞こえて来る音楽に「ほら、この曲ってネタになるよ…」などここでも勉強会2次会で盛り上がる音楽仲間たち。

 

作詞の事、機材の事、今後の事、、などなど3時間あっという間に過ぎて行きます。

 

また、打ち上げだけ参加…というメンバーも登場。

 

早起きでしんどかったけど楽しいひとときを過ごすことが出来ました。

 

みんなお疲れ様でした。

次は寒くなってからね… 


f:id:tommysomekawa:20180709163900j:image

余談ですが、「すばらしいお茶、麦茶」このネーミング素晴らしい。さっすが大阪!


f:id:tommysomekawa:20180709163840j:image

 

「海鮮が安いだけの店」このお店って何?

味はどんなんだろう、、、そうか、、確かめたくなるよな。

 

やるな大阪商人魂!

ではでは…

 

【トミー爺の関連サイト】

作詞トークでわかる「作詞家リアルボイス] NEW

人と音楽をつなげる TRY-X Music

作詞家作曲家を育てるSong Bank 

【X(旧Twitter)】

作詞雑学今日の一言 NEW

【ブログ】

旅日記 還暦親父の諸国漫遊記