作詞家,作曲家になろう!さくなろ道場

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chapter2 作曲コンペで得するメロディレンジはオクターブからオクターブ2音 

お疲れ様で~すのトミー爺です。

皆さん、メロディレンジって意識してますか?

 

実はこれって案外気にしていない人が多い、、でも、知っていると知らないでは後で大変な事になる?

 

今回はメロディレンジについて考えてみましょう。

 

この記事の内容は

 

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メロディレンジはオクターブからオクターブ2音以内で作れ 

 

さて、メロディレンジって何?

 

メロディレンジとは

 

  1. メロディの音域の広さ
  2. メロディの一番低い音から高い音までの広さ 

 

ある日の午後、いつものようにトミー爺の事務所でチャンプくんのデモを聞いていた時の話、、、

 

トミー爺

「チャンプくん、このメロディって音域はどのくらい?」

 

チャンプくん
「エー?音域ですか?」

「僕の声が出る範囲で…考えた事はないです…」

 

トミー爺

「それはだめだな…」

「プロで活動するなら、オクターブ2音以内でデモを作らないとまずいよ…」

 

チャンプくん

「エー、、、オクターブと2音以内ですか?」

「あー分かった最近の歌手は歌が下手だら?」

 

トミー爺

「うーん、、ちょっと違うな」

「実は使える音域と出る音域ってあるんだよ」

「聞いた事ってある?」

 

チャンプくん
「何ですか?使える音域と出る音域って?」

 

 
オッと間違えるな、使える音域と出る音域は違う

 

歌手が発声の先生と一緒に「アーアーアーあーあ―――」ってやっている所見たことありませんか?

 

発声練習を兼ねて出る音域を確認している所。

 

例えば、発声練習では下の「ソ」から2オクターブ上の「ソ」まで出たとします。

 

「オー君は2オクターブ出るんだねェ」

 

確かに声は出る事は出る、、、

 

しかし、歌として使える音域はどのくらいなのか?

 

低い所はゼーゼー言っているし、、高い音域は苦しそう…

 

本当にその音域で聞きやすい歌が歌えるのか?

ちょっと疑問ですよね…

 

だから、通常は歌手が「歌唱で使える音域にキーレンジを指定」してくる
その範囲が平均すると「オクターブからオクターブ2音以内」ということなんです。

 

メロディレンジが広い曲はライブでは不向き?

 


オクターブ2音でメロディを作るって意味が分かってもらえました?

 

実際にコンペ発注では

 

  • 男性アイドルグループは「オクターブ指定」
  • 女性アイドルグループは「オクターブ2音以内指定」

 

が多いです。

 

それと仮に採用になったとしても、ライブで歌えるのか?

という問題も浮上してい来る。

 

アイドル系だとライブでは「ダンス&歌唱」が一緒ですよね。

ところがライブ後半では相当身体が疲れてくる、、、そんな時に高域レンジの曲が登場したらどうする?

 

100m全力疾走した後に上手く歌えって言ってもね、、喉も疲れて高い音域が出ないし…

 

制作側はそんな状況に備えて「メロディレンジの狭い曲を採用する、、」という理由もあります。


ちなみにある有名なアイドルグループの発注概要書には

キーは「下がEから上がF#」という指示が書いてありました。

 

 

つまりオクターブと1音ということになりますね

 

 

チャンプくん

「なるほど、、、理解出来ました、、、師匠」

 

トミー爺
「これからは指示が無くてもメロディレンジには注意だよ」

 

チャンプくん

「了解しました。」

「肝に銘じておきます」

 

 

 まだまだチャンプくんの修行は続きます。