作詞家,作曲家になろう!さくなろ道場

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夢の印税生活って、、どうやって?印税を取り巻く会社と仕組

お疲れ様です

トミー爺です。

 

今回は作曲家、作詞家なら一度は憧れる「夢の印税生活」の仕組みについて簡単だけど紹介させてもらいますね。

 

これって知っているのと知らないのでは大きな差が出来るかも、、ぜひこの機会に、何となくで良いので理解しておきましょう。

 

記事の内容

 

印税って何処から発生するの?

 作家を目指す人なら一度は憧れる、、夢の印税生活、、それを夢見る前に印税がどうやって作家さんの所に支払われるのか?

 

それを知る事が先決 JASRACとは、、音楽出版社との契約って?

 

ここではその概略を紹介させてもらうので、概アバウトで良いので、この機会にイメージしてください。

 

印税の仕組みを知るには権利者と使用者について知らなきゃ損


まず印税を理解するためには、著作権には「権利者と使用者」がいる事を理解することからスタートしなきゃ…。

 

【権利者】

音楽でいう作曲者や作詞者、そして音楽出版社など、作品を創る人(作曲者や作詞者)その権利を持っている人、法人等の事を言います。

 

【使用者

CDを買ったりコンサートに行ったり、カラオケで歌を歌ったりして、その作品を使用(買ったり、歌ったり)してお金を支払う人の事を言います

 

つまり印税とは使用者が支払った「使用料」の事です。

 

まずは音楽出版社との契約からスタートする


著作権契約って聞いた事がありますね。

これは作家さんが主に音楽出版社と交わす契約のことです。

 

メジャーレコード会社でリリースされた楽曲は、殆どがJASRAC等に登録されている楽曲です。

 

作家さんはほとんどの場合、音楽出版社著作権譲渡契約を結ぶ事になります。

 

譲渡と言っても権利をすべて預けるのではなく、印税には人格権と財産権があり、そのうちの財産権の管理徴収をお願いする契約と思ってください、、、ですのでこの契約をしたとしても人格権、作った人の権利は守られるので安心して契約を結ぶことができます。

 

契約パーセントは25%が主流。この25%というのは、著作権トータルを100%と仮定して、そのうちの50%は出版社、作詞25%、作曲25%という取り分になります。

 

また一般的な契約書のフォームはひな形があり統一されています。

 

ただ、契約書が送られてくるタイミングはまちまちで、これはJASRAC等の作品届の締め日が年4回あって、出版社やレコード会社は出版権(50%)をその曲をプロモーションするために色んな会社などに分けて一緒にその曲を売ろうとしています。

 

その調整等で契約書が遅れることもよくあり、CDが発売されてから2、3ヶ月経ってから送られてくる事もあるので覚えておいてください。

 

著作権を理解する為に必要な会社と仕組

 

さてここで著作権に関係する会社、人とその役割について紹介しますね

 

■作詞家、作曲家

これはわかりやすいですね、楽曲、作品を作りその権利を持っている人たちです。

つまり皆さんという事になりますか…

 

Jasracなどの著作権管理団体

この団体はわかりやすく言うと世の中で使用された作品の使用料(印税)を色んな人達、団体から徴収して、それを音楽出版社等に支払う役割です。

 

音楽出版社

Jasrac等の団体と著作権契約を結び、そこから支払われた印税を作家さんに振り込んだり、曲の運用管理、使用希望者に許可するかどうか、権利者、作家さんに確認したり判断する窓口になっています。

 

作家さんや作家事務所はこの音楽出版社著作権契約を結びます。

 

■作家(制作)事務所

これは作家さんが所属し、その人たちをマネージメントする会社です。

殆どの場合、作家さんが作った楽曲はこの事務所さんが著作権者となり音楽出版社著作権契約を行います。

 

印税が支払われる図式

 

Jasrac等の権利団体 → 音楽出版社 → 作家事務所 → 作家さん

                    (マネージメント料)

 

このような流れで作家さんは、作家事務所からマネージメント料をひかれた金額が印税として支払われます。

このような仕組みで著作権印税が管理され、権利者に支払われます。

 

CDが1枚売れると印税はどのくらい?


印税は簡単に言うと「使用者」が支払ったお金の中に含まれています。

 

例えば、CDの単価が税抜き価格で1000円だとします、、その中の約7%くらいが印税として権利者に支払われ、CD1枚売れた時に作家に入ってくる金額はおよそ2円50銭前後になります。

 

 ・2.5円 x 10000枚売れた時 = 25000円

 

これがCD等が売れた時に発生する1次使用料で、その後に色々と曲が使われた時に2次使用料等が発生してきます。

 

印税は単純にCDの売り上げだけではなく、その作品がいかに使用されたかで印税額に大きな差が出てきます。

 

また、当然シングル表題曲はたくさん使われ、1次使用料の3~4倍は印税が入ってきます。

 

それ以外のC/W曲は表題曲と比べると1次使用料だけ…という事も、、目指せ表題曲ですね。

 

それ以外にもコンサート、カラオケで使用されたり、ビデオ等で使用されたり、それぞれ別途の使用料%規定がありそれに基づいて計算され、分配されます。

 

1次使用料と2次使用料って何なの?


…というものがあり、1次使用料は主にCDが売れた時に発生する使用料で、2次使用料はCD以外でTVでかかったり、ビデオに収録されたり、カラオケで歌われたりしたときに発生します。

 

実は作家にとって、この2次使用料が重要でおいしい収入になります。

 

先ほど書かせてもらったようにその曲がA面、表題曲だった場合、その3倍から4倍の印税が2次使用料として発生してきます。作家にとってみるとシングルA面になると儲かるという事になります

 

またずっと歌い継がれている曲はカラオケでいつも歌われ、その使用料が何十年にも渡って毎年作家の所に振り込まれる事もあります。

 

アメリカの作曲家が作ったスタンダード曲で「スターダスト」という曲があります。

 

この作曲家は1年中旅をしていて、年に数回印税明細を確認しに事務所に出勤する、、みたいな話を聞いた事があります。

 

目指せスタンダード曲ってところでしょうか(笑い)