作曲コラムいつも読んでくれてありがとうです。
でも「これってどういう事?」「何となくわかったようで…」ってないですか?
「あるある、、」ですよね。そこで皆さんの代表として作曲家志望の坂本一番こと「チャンプ坂本」くんにトミー爺にQ&Aしてもらおうと思います。
一番だからチャンプ、、分かりやすいですよね、笑い
この記事の内容は
- 楽器の種類や音ってそんなに大切なものですか?
- 楽器選びは絵具選びに似ている
- まずはサウンドイメージ、どんな感じにしたいか?考える事から…
- Let it beを聞き比べてみよう
- ピアノの音色で曲の世界観が違って聞こえる
- 今日のお薦めの一枚
- 【トミー爺の関連サイト】
ある日都内某所にあるトミー爺の事務所にチャンプくんがやって来ました、、なんか考え事をしているようですね
楽器の種類や音ってそんなに大切なものですか?
T「おはよう、チャンプくん、、あれ?なんか心配事でもあるの?」
C「トミーさんおはようございます。」
「えーと、この前に『ビートルズから始めよう』ってブログ見たんですけど」
T「あーあの映画Yesterdayを紹介した時だm、、それで?」
C「楽器の事書いてありましたね、、そんなに楽器って大事ですか?」
「ピアノはピアノ、ギターはギターで良いんでは?」
なるほど、だから浮かない顔して顔していたんですね。
【話に出ていた「ビートルズから始めよう」】
sakunaro-dojo.sakushisakkyoku.com
楽器選びは絵具選びに似ている
絵を描く時に使う絵具やクレヨンの事を考えてみると分かりやすいかも…
例えば、木を緑に塗る…でも使うのは緑一色ではグラデーションや奥行きを表現できないですよね、、、そこで同じ緑でも黄緑、濃い緑などの色を混ぜて木の細かいところを表現していませんか?
楽器も同じで記事にも書いたようにプロのレコーディング現場ではアップライトピアノやグランドピアノ、ヤマハのCPとかを曲に合わせて弾き分けたりします。
ギターも同じでこの曲にはギブソンのレスポールがあっているとかフェンダーのテレキャスがあっているとか、、ミュージシャンのセンスや楽曲の目指す方向に合わせて楽器選びをしていますよ。
まずはサウンドイメージ、どんな感じにしたいか?考える事から…
でも、何をどうやったらベストな楽器選びが出来るのか?まったく見当がつかない、、
そうだよね、、最初は皆そう、、。
ヒントになるかどうか?わからないけどサウンドのイメージを自分なりに想像するところから始めてみれば…
この曲はギンギンに派手にしたい…とか、、
そうすると使う楽器もオルガン系だったらパイプオルガンとかハモンドオルガンとか、、
ギターだったらエレキでディストーションガンガンとかね…
まずはイメージして、そのイメージに合わせて楽器を選択していく…
Let it beを聞き比べてみよう
例えば、下の二つの「Let it be」を聞き比べてみてください。
ポイントはピアノの音色と歌の印象…
ピアノの音色で曲の世界観が違って聞こえる
例えば、上のポールの映像のピアノの音色、下に比べて少しおとなしい?ちょっと影があるように聞こえませんか?
それに比べて下のピアノは煌びやかで派手さのある世界を作っています。
同じ曲なのにこんなに楽器が変わる事で世界、印象が変わってしまう。
そのへんの感覚を磨いていければ必ず使い分けられるようになりますよ。
チャンプくん
「トミーさん、まだ完全には理解していないけど、何となくわかりました、、もう少し自分で聞きこんでみますね。」
トミー爺
「そうそう、聞き込んで見て、焦る事ないから少しずつ小さな知識を積み重ねていってね、ヨロピク」
ヨロピク、、ですか、、親父ギャグ全開ですね、笑い、、皆さんもチャンプ君と一緒に考えてみては…
今日のお薦めの一枚
【トミー爺の関連サイト】
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