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作曲デモ、イントロ、アレンジが採用率を上げる大きなポイント

さて今回は作曲デモ作りの最大のポイントの「イントロ」がデモの印象を決定付ける…そんな話を一緒に考えてみましょう。

 

この記事の内容は

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作曲デモの聞かれ方…時代とともに変化してきている

実はトミー爺の持論としてイントロは簡単に…と言い続けてきた時代があったんです。ちょうどSong Bankを始めたあたりかな…その当時、曲の採用を決定していたのがレコード会社のディレクター氏で、ほとんどの人が「メロディが分かる程度のデモでいいよ…」という感じでした。

当時はイントロとかのアレンジ、サウンド作りは編曲家の仕事でいい感じに分業出来ていたんです。編曲家が作曲家の考えたメロディに対して編曲という役割で色付けしていく…


だから作曲家の仕事はメロディを考える、デモは曲の概要が分かればそれでOK、、そんな時代でした。

トミー爺、個人的には今でもそう思っているのですが、でも時代とともに作曲家が作るデモの役割が変わってきたのは事実です。

限られた人がデモを聞く…から多種多様な業種の人がデモを聞く時代に

実はディレクター氏が曲を決めていた時代は、曲の決定権のトップがレコード会社のディレクターで、その人が関係者に対してその曲のビジョンを語り具現化していきました。

そしてCMやドラマのタイアップが決まった場合、その時点でアレンジャーに発注、ある程度レコーディングされたデモを会議で聞かせる…そんな流れだったのです。


でもそれから時代が変わってきてタイアップが決まるタイミングが早くなり、その為に作曲家が作ったデモを聞かせるしかなくなり、そのおかげで作曲家への負担が増えていったのです。

また以前は作曲家デモを聞きなれた人が曲を聴いて判断していたのですが、昨今ではそれ以外の一般企業の担当者が曲を判断する時代になり、その為には「これはデモだから…」という理屈が通用しなくなってきたんです。

 

作曲家のデモアレンジが曲の生死を決定する時代に…

そうなってくると作曲家がしっかりとデモを作らないといけなくなり、そうして今回の記事タイトルとにもある「イントロ」の重要性が出てきました。


つまり一般企業の人達って作曲家デモを聞きなれていない…だからそこから聞こえてくる音源を聞いて判断する事になります。

 

そこで一番大事なのが「イントロの作り方」です。


ここで「オーいいね!」と思わせられないとダメな時代に、もっと言うとそのデモアレンジと完成バージョンのアレンジや方向性が違っているとNGになる時代になりました。

 

だから作曲家も勉強が必要な時代になってきたということですね。

 

アレンジ能力はどうやって磨けばいいの?

正直なところ最短の道はないかな…あるのは過去の諸先輩たちが通ってきた道、つまり好きな音楽やカッコ良いと思える音楽を真似ることからスタートしてするしかないと思います。

この道が回り道に見えますが実は一番早く確実な方法だと思います。

 

とはいえもっと早くできる道ってないの?って意見が日本中に湧きあがってくる?

そんなわけない、、、笑い。

 

一つの案としてDTMソフトに付属しているドラムやリズムのループ素材ってありますね、、まずはメロディを作ってそしてループ素材を曲の長さ分貼り付けてみてください。

 

そしてコード系は白玉で良いので仮コードを入れてみる、、たぶん、こうするだけで全体の流れが出来ますね、、それからブラッシュアップしていく…たぶんある程度形にはなるはずです。

 

そうすると形が見えてくる…ということは自分のイメージと鳴っている音源の違いも具体的に分かると事になりますね、、その違いを埋めていく作業と勉強が必要だということです。

 

まずは、考えずに一度作ってみる…ぜひチャレンジしてみてください。

 

今日のお薦めの一曲

オーストラリアが生んだデュオ「エアーサプライ」彼らのメロディ、アレンジとっても勉強になります。ぜひ聞いてみてください

Forever Love: Greatest Hits (Arg)

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