今回も作詞Q&Aにお付き合いください。
ある日のトミー爺の事務所、作詞家志望のしわき泉嬢がやってきました。
何か作品を持ってきた様子、覗いてみましょう。
この記事の内容は
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泉ちゃん、肩に力入りすぎているんじゃない?
泉
「トミーさん、おはようございます。」
「力作が出来ました!読んでみてください。」
トミー
「どれどれ、、、」
「うーん、、泉ちゃん、肩に力入りすぎているんじゃない?」
泉
「肩に力って、、、?何ですか?」
作詞する時ってどうしても作品に入り込みすぎたり、この一作で私の全てを表現するんだ、、みたいに思いがちですね。
もちろん悪いことではないのですが、それが行き過ぎると読み手にとっては「Too much」になってしまう事もあります。
作詞って一人で音楽、作品を作るわけではないはず。
作詞家、作曲家、編曲家、歌手…などの人たちがその一作にそれぞれの思いを注入して出来上がるものだと思います。
つまり、この4つの役割がお互いに化学反応して一つの作品が出来上がる、、という事なので、作詞家が頑張りすぎるとほかの人たちが活躍できる領分を奪い取ってしまう事になります。
殆どの場合、作詞家に作品発注来るのは作曲家のデモの段階、又はアレンジもすべて完了している段階なので作品にかかわる人たちのエネルギーを感じ取って作品作りをすると良いと思います。
詞先で作品を作る時には「頑張りすぎないように頑張る?」事を意識してみてくださいね
詞と詩は違う…詞には必ずメロディがつくことを忘れるな
泉
「なるほどですね…そこが詞と詩の違いってことですか、、」
トミー
「おー!泉ちゃん、なかなか鋭い事を言うね…」
「まさにそう!」
詞と詩の違いって簡単に言うと、詞(歌詞)には必ずメロディがつくという事で、詩はその作品単体で完成しているものですね。
つまり、詞は数名の共同作業で初めて作品が完成する…と言う事を理解しましょう。
どうしても最初は「詞と詩」の区別が出来ない事も多い、そんな時に作詞家が頑張りすぎてしまうのかもしれませんね
そこをしっかりと意識してこれからの作品作りをしていってください。
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