さあ、今日も作詞Q&Aにお付き合いください。
ある日のトミー爺の事務所、作詞家志望のしわき泉嬢がやってきましたよ、でもなんか元気がない様子、、、どうしたのでしょうか?
この記事の内容は
- あらすじだけの歌詞だとリスナーには伝わりづらい
- 作詞を始めた時って心情表現が多くなりがちだから、、
- 「why、なぜ(理由)」ここが書けると作品に深みが出てくる
- 主人公の理由が伝わる時歌詞は巷を一人歩きする
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あらすじだけの歌詞だとリスナーには伝わりづらい
泉ちゃん
「トミーさん、最近物語を意識して作詞しているんです」
トミー爺
「オーいいね!歌詞には物語は大事だよ」
泉ちゃん
「でも、なんか上手くいかなくて…何だろう?」
トミー爺
「どれどれ、、作品を見せてごらん」
ー作品を読んでいるトミー爺の表情が、、、
トミー爺
「泉ちゃん、この詞って物語のあらすじを読んでいるみたいだね」
泉ちゃん
「あらすじって?どういう事ですか?」
トミー爺
「泉ちゃん、あらすじというのはね、、、、」
作詞を始めた時って心情表現が多くなりがちだから、、
歌詞には素敵な物語が必要です。
トミー爺が作詞を始めた方たちに言うのは「歌詞には物語が必要…まずは5W1Hを意識して作品を作ってください」と言います。
なぜなら作詞を始めた時って心情表現が多くなりがちだから、、
5W1Hって
- when「いつ(時間、時間軸)」
- where「どこで(場所)」
- who 「誰が(主人公、相手の人)」
- what 「なにを(目的、人、モノ)」
- why 「なぜ(理由)」
- how 「どのように(手段、方法)」
この英語の頭文字をとって5W1Hなのですが、多分作詞を始めた時にはこれを書き込む事で精一杯になるはずです。
でも慣れて来たら「物語のあらすじの詞」それだけでは物足りなくなるはずです、ここに登場した「泉ちゃん」はその転換期に突入してきたのでしょうね…
「why、なぜ(理由)」ここが書けると作品に深みが出てくる
泉ちゃん
「あらすじだけ、、確かに言われてみるとそうかも…」
トミー爺
「例えば、A君はB子さんを好きになりました」
「これだけだとつまらないよね、、」
泉ちゃん
「確かに、、それで?って感じですね」
トミー爺
「でもそこにA君がB子さんを好きになった理由(わけ)とかが分かると面白くなる」
泉ちゃん
「B子さんの○○なところが好きになった…」
「そんな○○なB子さんも素敵だし、そこを好きになったA君も素敵、、」
トミー爺
「そうそう、そういう事だよ」
主人公の理由が伝わる時歌詞は巷を一人歩きする
大きく言うとリスナーって歌詞の中の物語、その中に潜む事件に立ち向かおうとする主人公の生き様に感動するといっても大げさではないです。
その行動力や考え方に勇気づけられたり、涙する、、
歌手の人は詞に書かれている主人公の生き様を歌を通してリスナーに伝えようとし、そして歌が巷を一人歩き始める、、、それが本当の意味でヒットという事なのだと思います。
泉ちゃん
「なるほど、、私の詞って連載小説とかにある「これまでのあらすじ」見たいな内容だったかも…」
「難しそうだけどチャレンジしてみるか…」
トミー爺
「それが良いよ、、まずはチャレンジ!頑張って!!」
ぜひ次の作品を作る時、皆さんも意識してみるのはどうでしょう…
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