作詞家,作曲家になろう!さくなろ道場

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作詞家リアルボイスレポート、トミーさん、作詞ってね覚悟を持ってやるしかない…

とうとう「作詞家リアルボイス」記念すべきスタート日。

今日は、当日聞き逃した方の為に?「作詞家リアボレポート」、何でも略したらいいってもんで無いけど、、そのレポートをご紹介させてください!!

 

この記事の内容は

作詞家の本音、裏ワザが聞ける「作詞家リアルボイス」

天手古舞の日々が続く!これを企画したのは誰だ!あんたでしょ、、笑い

トミー爺が企画立案し、内容をスタッフやコメンテーターである作詞家澤地隆さんや青Yりんごさんと練り上げ、そしてなぜか自分も出演するはめになってしまった、、作詞家リアルボイス。

 

それに伴い当日の進行台本の作成、全体構成を決め、プラス当日の進行役、そしてテクニカルオペレーションも全て一人で行う事になってしまった、、、時には「あー、、なんてことをやらせるんだ、、!これを企画したのは誰だ!」「あんたでしょ、、笑い」など一人ボケと突っ込みを行う日々、、笑い

 

本番の日が近づいてくると緊張と不安でビビりまくって無駄に右往左往する毎日。

 

実は本番前、何度も司会の練習をしていたんですよ、、しかし本番で全部吹っ飛びました、、そんなもんですよね…笑い。

 

というのも、、二人ともアドリブでトークしているんですよ、当然、計画したようには進行しなくて頭は常にフル回転、でも澤地さんのトークには自分も引き込まれて、、けど脱線、修正の繰り返し、、、でも楽しかった。

 

それでは当日のレポートに移りたいと思います、、当日の熱量が伝わるかな?

 

曲先ではメロディの音数を一字一句変えてはダメなんです

当日はこんな風に進行しました。

・文字数を合わせる
   質問1
・作詞家になろうと思った話
・聞き手が理解できる?
・相手に感動が伝わる?
・みんなが共感できる?
   質問2
   質問3

 

2022.8.28 14時 いよいよ第一回の作詞家リアルボイスがスタートです。

イヤー緊張しました。

なにせ司会進行役なんて生れてはじめて、、どうしたら良いのやら、、

 

でも澤地さんに助けられながら進行していくことが、何とかやれたかな??


まずは挨拶を兼ねて今回の作詞家リアルボイスをやってみようと思ったきっかけなどを、ちょっと噛んだり、言い直したり、シドロモドロになりながら話して、、そうこうしているとこの雰囲気に慣れて来たのか?ちょっと落ち着いてきた感じがして、、それからスムーズに本編に入っていくことが出来ました。(勝手に本人はそう思っている、、)

 

作詞では文字数を合わせる事がルールです

澤地さんに今回のテーマは「ところで歌詞って何が大切なの?」と質問を投げかけた…

そうすると澤地さんは「文字数を合わせる事」と即答。

作詞において文字数を合わせる事の重要性を語り始めました。

トミー爺の記憶をたどってあの時の話をまとめてみると「作詞家は詞先で書く時に同じ個所の文字数を合わせるのは基本で、曲先ではメロディの音数を一字一句変えてはダメなんです」と力説。

そしてトミー爺が澤地さんに質問を投げかけた


「澤地さん、例えばメロディ3音の所に作詞家がどうしても4文字の言葉をはめたい、、3文字の言葉が浮かんでこない…って事ありません?そういう時はどうしているんですか?」


と質問した時に返ってきた澤地さんの言葉に衝撃を受けたんです。

「絶対に3文字の言葉を探し出すしかない、、これが出なかったら次の仕事は来ない、、そのくらい覚悟を持って取り組むしかないんです。」

正直この言葉を聞いた時ビビりました。
これがプロとアマの違いなんだな…って。

ここで広島県の小川さんからの質問が

【質問】

詞先で、作品を作る時に、曲のジャンルによって、文字数や構成においても、気をつける事があるのでしょうか?
詞に、後から曲が付く時、イメージの違いを感じられる事はありますでしょうか?

【澤地さんの答え】

曲のジャンルによって曲の長さが違ってきますね、、でも作詞の現場ではJPOPは殆どが曲が先。歌い手さんが決まっていて、打ち合わせもしっかりとやるのであんまりジャンル…と言うのには困ったことがないけど、もし詞先でこの詞にはこういうジャンルの曲をはめてほしいと思ったら、そのようなジャンルの既成曲(世の中にリリースされている曲)に詞をはめてみると良いかも…と澤地さんならではの話が聞けました。

ートミー爺のちょっと補足ー

ここで私の個人的な意見を加筆させてもらうと、もし既成曲に詞を付けて作品を出すときには○○の曲に詞をはめてみましたとか元曲は○○ですとかは書かない方が良いかな…と思います。

それはこのようなスタイルで詞を書いた目的が「この詞にこういうジャンルのメロを付けてほしい」という事だったので、詞から発信される匂い、作詞家がイメージした雰囲気は作曲家には伝わるはずです。

先入観は作曲家には与えないで、作曲家のイマジネーションで曲を付けてもらった方が良いと思います

同じく広島の小川さんの質問はまだまだ続きます。

【質問】

以前、あるコンテストで佳作を頂いた作品があります。
その時に「スイングジャスの曲が合いそう」と講評を頂き、大変、驚いた事があります。というのも、自分としては、J-popsの暗めの曲をイメージして、書いたつもりだったからです。

【澤地さんの答え】

これについて澤地さんは「ある程度の範囲でそこはお任せです、、その方が詞の色んな可能性を引き出してもらえるから…」と、、これも作った作品を相手にゆだねる…というプロとしての姿勢ですね

そしてこんな事も「僕は自分が書いた作品がどんな仕上がりになったりヒットしたりしなかったりしても自分は良い作品を書くだけ…と思っている」

とも話をされていました。
これって最初に澤地さんが言っていた「覚悟も持って…」という事につながるんでしょうね。

 

メロディのニュアンスを詞に活かすことにも苦労しなかったんですよ

そして次の話題は「作詞家になろうと思った話」に、、、

 

ここでは澤地さんはミュージシャンからスタートしていたので、そのミュージシャンとしての経験を上手く作詞に応用出来た…という話をされていました。

 

作詞、作曲、編曲など音楽制作には色んな役割があるけど、まったく違ったものではなく、根本のところは同じ、共通の何かがあるという事なのかな?

 

だからこんな話をしてもらいましたよ

 

「僕はミュージシャンだったからメロディの音数を採る事も、メロディのニュアンスを詞に活かすことにも苦労しなかったんですよ、、もしメロディの音数を採るのが苦手…と言う人がいたら作詞の勉強をするよりも、まず音楽の勉強をするのも一手かもしれませんね、、そうする事でメロディーから発信されている情報をキャッチしやすくなる、、」


メロディの音数の並び方やメロディの抑揚、、これに言葉を乗せる時、ただ音数を採るだけではなくメロディの抑揚と言葉の抑揚を合わせる、、実は作詞では大事…と言う事なんですね、、これも深い話です。

 

聞き手が理解できる、相手に感動が伝わる、みんなが共感できる

この3つのテーマ、当初は3コーナーを作って進行する予定だったけど、実は共通する内容も多く一つ一つをくくれない…そんな感じのトークになって行ったんです、、

 

これは最初に考えていた予定からはずれてしまったけど、うれしい誤算でした。

 

まずは最初の「聞き手が理解できる」という事、これについては質問が来ていました。

【koshiroさんからの質問】

出来た作品を見直す時に、自分の頭ではこれで良いと思ってしまって、相手に理解できないフレーズになってしまうことが、しばしばあるのですが、他人が書いた作品のように見る、客観的に見られるようにしたいのですが、どういう考え方をすれば、ここは、違うという見方が出来るでしょうか、宜しくお願い申し上げます。

 

【澤地さんの答え】

これについて澤地さんは「まず5W1Hを書き手がしっかりとイメージする事が必要、、それを細かく考えてほしい、その中で何が起きたのかを考えてほしい…でもそれを全部書けって事ではない…その背景をしっかりと考えておけばブレないという事で…そしてそのどこを切り取るのか?それを考えてほしい…」

 

何度も読みなおしたり、信頼できる人に指摘してもらうのも勉強になる

【そして客観的にみれるようになる事については】

「そして書いたものを自分でも何度も読みなおしたり、信頼できる身近な人に読んでもらって指摘してもらうのも勉強になる」

「そこで何起きるか…というと相手の言う事が頭にくる…全然理解してくれていない…と思ったりする、、けど後になって考えてみるとその意見ってあっているんですよね…」笑い

これって本当に頭に来るんですよ。

だって自分は最善を尽くして書き上げた作品を全否定されるのですから、、当然。

 

でも冷静になってから再確認してみると相手の言っているのも解るようになる、、もっと言えば、自分が思っている事と相手が思っている事が違う…という事がだんだんわかってくるようになる、、これは大事だと思います。

 

どういう手口を使って相手に気持ちを伝える、、それが作詞の面白さ

そして次の話題に進行「相手が感動、共感してくれる」ことに

 

例えば自分が相手の人の事を好きだとします。

 

それを「いかに君が好きだという事をどう伝えるのか?どんな行動に出すのか、という事を上手に書くことが詞かな…と思っている」それをみんなあの手この手を使って書いているんだと思う。

 

つまり作詞家がどういう手口を使って相手の事を愛しているという事を伝えるのが作詞の面白さという事でした。

 

さすが、、、!トミー勉強になりました、、笑い

 

たった一人を感動させれなくて、多くの人を感動させられるはずがない

もう一つ、これもかなりづっしりくる話だったのですが、「たった一人の人を感動させることが出来なくて、多くの人を感動させられるはずがない」という澤地さんの言葉。

そうなんですよね、まずは目の前にいる誰かを感動させる、そうする事でその後ろにいる沢山の人たちに感動を伝えられる…これはすごい一言だと思いました。

 

藤原さんからこのような質問が

【藤原さんの質問】

聴き手が共通の映像を思い浮かべられるような具体的な表現を含む歌詞と、そうでない抽象的な表現だけの歌詞があります。

 

澤地先生は前者は「夏の終わり」後者は「僕はどうかな」など両方の形で作品を発表されていますが、これはどのように決まるものでしょうか。

 

私は具体性に感動を引き起こす力があると思いますが、ヒット曲やコンペで採用された曲には抽象的な表現だけの歌詞も多く、そうするべき理由があるのかどうか悩んでいます。

 

【澤地さんの答え】

澤地さんの答えは「曲によるかな…暗めの曲は気持ちを多めを意識、、映像が浮かぶような詞を書きたい時は情景描写を多めにする。そうすると映像が見えていてその中で気持を伝ある事ができる。この二つのバランスを常に考えて作品作りをしている」

どうですか?

当日の熱量、ちょっとは伝わったかな?

今回取り上げたレポート以外にも沢山面白い話が聞けてすごく充実したワークショップだったと思います。当日参加された方たちはきっと面白かったんだろうな…、そうであってほしいって勝手に思ってしまいました。

 

だって、トミー爺が一番面白いと思ったからね!

 

澤地隆「作詞家リアルボイス」参加者募集中

さて次回の作詞家リアルボイスは10/30(日)を予定。

第2回 どこまで歌詞の見かけにこだわってる?

これを知らないと損!A4の用紙が作詞家の商品、たった○○であなたの作品評価が決まるとしたら、、
 
興味ある方は下記のURLより連絡下さい
 
【参加費】
 
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●参加申し込みは https://sakushi.utamap.com/online.html

お楽しみに…

連絡お待ちしています。

 

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