作詞家,作曲家になろう!さくなろ道場

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テーマを絞ろう! OLさんの失恋、都会、田舎暮らしでどう変わる?

Chapter 2 詞先で作詞をしてみよう

お疲れ様で~すのトミー爺です。

 

前回は作詞設計図を使った作詞について紹介させてもらいました。

今回から「9つのStep」について具体的に検証していきましょう。

 

作詞設計図、9Stepについては下記の記事を参照

 

sakunaro-dojo.sakushisakkyoku.com

 

 この記事の内容は

 

 

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Step 1. 書きたいテーマを考える

 

 

作詞をする時に一番大事なのが「テーマを考える」という事です。

これが曖昧だと作品が曖昧な作品になってしまいます。

 

もちろん皆さんは「作詞をしてみよう…」という漠然とした書き方からスタートしていると思います。

 

それはそれで最初、作詞に慣れるという事なのでOKですが、でも次の、ひとつ上のステップに上がるためには「〇〇について書こう」というテーマを考えて作詞をする事がポイントになります。

 

まず書きたいテーマを考えてみましょう 

 

作詞をする時にテーマを考える事は一番最初にやる事です。

 

例えば、「恋愛」について書いてみたい、とか「友情」について書いてみたい…など、書きたい事、「テーマ」を考える事が大事です。

 

まず最初に自分が書きたいテーマを一つ見つけてください。

 

そして「何となく恋愛」とか「何となく友情」ではなく、はっきりとしたテーマを考える事がポイント。

 

はっきりとしたテーマとは?

 

恋愛にも色んな恋愛がある 

 

恋愛にもいくつかスタイルがありますね。

 

  • 初恋
  • プラトニックな恋
  • 失恋
  • 不倫
  • 積極的な恋愛
  • 消極的な恋愛
  • 遠距離恋愛
  • 職場恋愛
  • 略奪愛
  • 結婚
  • プロポーズ

もっともっと出てくるはず。

 

ただ、テーマは恋愛というのではなく、仮に「遠距離恋愛」と絞り込む事で、そこに自然と色んな物語や人が見えてきますね。

 

 

ノートにイメージするワードを沢山書き出してみる 

 

ではどうやったら絞り込む事が出来るのでしょうか?

 

頭の中で色々アイデアを出すのもありですが、これだと中々まとまってこないはずです。

 

頭の中でどうどう巡り、、みたいになってキャパオーバーになってしまうかも…笑い。

 

そういう時はノートや紙に恋愛で思いつくワードを沢山書き出してみて下さい。

 

そうする事で自分の頭の中にあるアイデアが視覚的に見えるようになります。

 

その中から「これだ!」と思える言葉が出てくるまで、とにかく書き続ける、、、そして「これだ!」と思える言葉が出てきたら、次のステップとしてそこに要素を足していく。

 

言葉に〇〇〇を付けると広がるよ

 

先ほどただの「恋愛」ではなくて「遠距離恋愛」というワードを書かせてもらいました。

 

遠距離 + 恋愛 = 遠距離恋愛

 

このように大きなテーマ「恋愛」の前に「〇〇な恋愛」の「〇〇な」を付けるだけでテーマが広がっていきます。 


テーマの簡単な絞り込み方   

 

それともう一つ、こんなふうに絞り込むやり方もありますよ。 

 

 

「大テーマ」→「中テーマ」→ 「小テーマ」→


 恋愛    1.中学生の恋愛 a)公園のデート   絞り込む
                        絞り込む

 

                 b)親友の略奪愛 絞り込む
                        絞り込む


       2.社会人OLさんの恋愛 

               c)年上との不倫
          

 

               d)哀しい失恋

 

 こんな感じに表を使って整理していくと右に行けば行くほど、よりレアなテーマが見えてきます。

 

そうなったらしめたもの!

 

そこに要素を足していくとどんどん広がっていきます。

 

例えば、

「中学生の恋愛」に「都会の」「田舎の」を付け加えてみたり

「社会人OLの恋愛」に「20代の」「30代の」を付け加える

 

もっというと

  1. 「都会」に住む「30代」「社会人OL」の「失恋」
  2. 「田舎」に住む「30代」「社会人OL」の「失恋」 

 

こうする事で同じ30代の社会人OLさんの失恋でも「都会に住むOLさん」と「田舎に住むOLさん」の失恋では様相が違ってきます。

 

「1.」だったら「大丈夫、次があるよ、、」だと思います。

でも「2.」だったらどうでしょう、、、、、、

 

このように大雑把だったテーマも絞り込む事でより明確なメッセージに変わっていきます。

 

ぜひチャレンジしてみて下さい。

 

この詞を一言で言うと何? 

 

ある日、あなたはレコード会社のプロデューサーさんから、こんな質問されたとします。

 

「この詞、恋愛がテーマだよね、、」

「この詞を一言で言うと何?」

 

テーマを絞り込んでいなければ「恋愛の詞です」と答えるしかないですね

 

でも「田舎に住む30代OLの失恋」と答えるだけで、相手は「おー面白そうだね、、」と答えてくれるかもしれません。

 

この人はちゃんと考えて作詞をしている…という評価につながるはず。

 

テーマ = 作品の大黒柱

 

これをしっかりと意識した作品作りをしましょう。

 

まだまだ続きます。

 

 

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【トミー爺のお勧め本】

 

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