お疲れ様で~スのトミー爺です。
今回は先日東京で行った「作詞作曲勉強会」(作詞作曲ワークショップ)のレポートを書かせてください。
今回のテーマは「自分の殻を突き破ろう」というテーマにしました。
その理由としては、作品作りをしていくと自分の型にはめる、自分が作りやすい方向での作品作りをしてしまいますね。
良い意味では作家さんの個性ともいえるところですが、逆に考えるとなかなか自分のテリトリーから脱却できなくなると思います。
そこで今回は参加者の方が最も苦手とする「オシャレな世界」にチャレンジする事にしました。
この記事の概要
今回のミッションは「自分の殻を突き破ろう」
今回の勉強会の参加者をみると作風が見える作家さんが多かった…と言う事で、作家さんには酷な要求をさせてもらいました。
つまり手慣れでの作品作りを封印させてもらった…と言う事です。
かなりキツイ要求だったはず、、、、
具体的にどんな封印だったのか?
作詞
- 不倫系の恋愛ネタの封印
- 場末のバー設定の封印
- より深く考える為に【なんで?】と自問自答しながらの作品作り
作曲
- キラキラしたサウンド作り
- いつも使うコード進行からの脱出
これは一部ですが、こんな手かせ足かせで縛られた条件での作品作りどんな感じに作品作りをしてくれるのか?
楽しみです。
作詞作曲の共通課題は大瀧詠一さんの「君は天然色」
この作品は故、大瀧詠一さんの代表作とも言える作品。
この作品は何度もCMで使われているので皆さんも一度は耳にしている作品だと思います。
【作詞メンバーへの課題】
- 君は天然色の歌詞を10回手書きで紙に書いてみる。
なぜこのお願いをしたのか?というと、紙に自分の手で書き写すと色んな事が見えてくると思ったから、、
何回か書き写すと松本隆さんの言葉が自分の身体に入って来て、そのうちに自分がその言葉を生み出した感覚に陥り、言葉を誕生させる疑似体験が出来るはずです。
良かったらぜひ試してみて下さい。
【作曲メンバーへの課題】
- あの独特なサウンドがどうやって成り立っているのか?それの研究
大瀧詠一さんのレコーディングは伝説になっています。
大きなレコーディングスタジオにグランドピアノを数台並べて、同時に録音する、、とか…楽器を単体で録音するのとは、全く違ったサウンドを作り上げれる…とはいえ、その徹底した拘りは凄いですよね
北欧のアーティストABBAも必ず楽器をダブって録音し、あの広がりのあるサウンドを作り上げている…という話も有名。
今回はそんなサウンドの作り方や、コード進行を研究してもらった。
新しい言葉が誕生 & 新しいサウンド、チャレンジして良かった
参加者の作品に新しい顔が見えてきました。
当然、新しい言葉やサウンドを組み込んだ時に「それなりの問題点も出てきます」。
しかし、それ以上に
- 各自、それぞれの新しい世界が見え隠れするようになった。
- チャレンジする事で言葉、音への意識がより深くなった。
これからもどんどん新しいチャレンジしていきたいですね。
そうそう、10月の勉強会は中島みゆきさんの「糸」が題材。
- 上手い事言うな…頭2行で「なるほどね、、、」と思わせる作品作り。
- 中島みゆきさんの世界観を意識したオリジナル曲作り。
こんな課題でチャレンジしてみたいと思います。
またレポートさせてもらいますね。
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