さあ、今日も作詞Q&Aにお付き合いください。
ある日のトミー爺の事務所、作詞家志望のしわき泉嬢がやってきましたよ、さて、今回はどんな事件?が起きるのか?こうご期待!
この記事の内容は
- 作詞って書きすぎない事も重要なんだよ
- 人って本当に悲しい時ってどんな行動するんだろう?
- 悲しい時に悲しい…と言えるのはまだ大丈夫なのかも?
- 悲しい時、ただ悲しいって書いたら面白くないのか?
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作詞って書きすぎない事も重要なんだよ
泉
「トミーさん、作品できたから見てください」
トミー爺
「オー、泉ちゃん新作できたか、、どれどれ」
泉ちゃん
「トミーさん、、、どうですか?」
「結構自信があるんだけどな…」
トミー爺
「泉ちゃん、なんか詰まんないな…」
泉ちゃん
「詰まんないって?」
「一生懸命、書いたんですよ、、」
トミー爺
「その努力は認めるよ!」
「でもね、この主人公の行動、当たり前すぎじゃない?」
泉ちゃん
「当たり前すぎって?」
人って本当に悲しい時ってどんな行動するんだろう?
作詞で人の感情の表現ってとっても大事なんです、、ある日ものすごく悲しい出来事が主人公に起きてしまった…さて、この主人公はどんな行動をとるのか?
- 涙流して泣く
- 怒り出す
- 大声出して泣く
- 涙必死にこらえて…
皆さんだったらどうします?
そこってシチュエーションによっても違ってくるし、主人公の性格によっても違ってきますね
そしてここで考えてほしいのが
「人って本当に悲しい時ってどんな行動とる」という事。
これが主人公を表現するのに最も難しいところである、イコール、作詞家にとっては面白いところでもある、、、と思います。
悲しい時に悲しい…と言えるのはまだ大丈夫なのかも?
トミー爺が昔、作詞家とアーティストが「本当に悲しい時、つらい時ってどうする?」というような話をしているところに居合わせた事がありました。
その当時、トミー爺はまだまだ経験も少ない若造だったので「悲しい時って泣くだろう、、」と思っていたら、そのアーティストが「立ち止まる…」って言ったんですよ。
そうしたら作詞家が「それだよ!それがあなたの個性なんだよ…」って言ったんです。
結構、衝撃的でした。
だから皆さんも失恋の詞を書く時に、主人公が失恋した時に○○する。
そのあなただけの「○○」を探してみてください。
答えは決して一つではないし、正解っていうものもないはず
でもそれを考える事で作品が個性的になるし、内容が深くなりますよ
悲しい時、ただ悲しいって書いたら面白くないのか?
泉ちゃん
「なるほど、、トミーさんが詰まんない…って言った意味わかりました」
トミー爺
「オー、理解してくれたか、、」
泉ちゃん
「今まで悲しいから悲しい…と単純に書いていたけど、、」
「もっと深く考えて行った方が良さそうですね」
トミー爺
「そうそう、ある作詞家は作品の中に好きってことを一言も書かずに好きを表現した人がいるんだよ、、昔の友達なんだけど…」
泉ちゃん
「好きと書かずに好きを表現するってすごいですね、でも泉もチャレンジしてみよう」
トミー爺
「そうそう、その感じで頑張れ!」
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