お疲れ様で~す。
トミー爺です。
今回は「Chapter1 作曲家の為のファーストステップ」の中でみんなが陥りやすいポイントについてコラムで紹介させてもらいますね。
ちょっと関係ない写真、、笑い。
この記事の内容は
- ラジカセにCDを入れて再生しようとしたが音が出ない。
- チャンプくん、このCD音が出ないよ、、
- いつもの癖で「つい、、、」ファイルでOKって思ってしまう
- MDやカセットで持ち歩くのはNG、再生できるところは皆無
ラジカセにCDを入れて再生しようとしたが音が出ない。
これはよくあるんです。
最近は減ってきているけど作曲家がデモCDを持ってきて、いざ聞いてみようとすると音が出ない。
いつものファイルのやり取りに慣れてしまっているので、ついCDに音楽ファイルを入れて持ってきてしまう。
これはその場にパソコンがあればOKだけど、なかったら、、、、
さぁ、あなたならどうする?
チャンプくん、このCD音が出ないよ、、
ある日の午後、トミー爺の事務所にチャンプくんがやって来ました。
そうそう、今日はデモを数曲聞かせてもらう約束をしていたんです。
チャンプくん
「師匠、おはようございます」
「新しい曲が出来たので聞いてもらえますか?」
トミー爺
「おーチャンプくんか…」
「そうだったなぁ、、どれどれどんな作品かな?」
チャンプくんがCDを取り出し、ラジカセにセットしました。
そして再生ボタンを押すと??
トミー爺
「?????? あれっ?」
「チャンプくん、これって音が入っていないよ?」
チャンプくん
「師匠、そんなはず無いですよ?」「ちゃんとファイルで入れてきました」
「家で何度も確認したんですから…」
トミー爺
「??????ファイルで入れてきたの??」「それだったらパソコンでしか聞けないよ」
チャンプくん
「あ、、そうか、、」「ファイルデーターはラジカセで再生出来ないんだ…」
トミー爺
「チャンプくん、、」
「チャンスはそう多くないのだから、万全の態勢でいつも準備しておかないと…」
いつもの癖で「つい、、、」ファイルでOKって思ってしまう
最近はファイルでのやり取りが当たり前。
パソコンから、パソコンに送ってそれをDLして聞いてもらう。
これに慣れてしまっているとつい油断してしまう。
これはパソコンがそこにあるという前提での話で、作曲家がデモを持ってプロデューサーに聞いてもらう時は最低でも下記のパターンを用意するようにしてください。
- オーディオデーターで焼いたCD
これが通常だと思ってください。CDだと会議室とかで数人の人に同時に聞いてもらえるし、ある程度の音質で聞いてもらえる。 - USBに音声ファイルにして持っていく
もしその場にオーディオシステムがなく、パソコンしかなくても、これなら再生は可能、、ただし、音質はパソコンのスピーカーで聞くしかないデメリットもある。最近のオーディオコンポはUSB対応も多いので予備としては良いかも… - 携帯や携帯音楽プレーヤーに取り込んで持っていく
上記の二つともなくても携帯音楽プレーヤーがあればヘッドフォンで聞いてもらえる。
1番ベストはCD-Rにダビングして「オーディオCD」として作っておくのがベスト、データーCDだとPC以外では聞くことが出来ないので注意
MDやカセットで持ち歩くのはNG、再生できるところは皆無
以前主流だったMDですが、現在はほとんどの人が使っていない。
イコール、MDを 再生できるプレーヤーは無いと思った方が良いです。
カセットも同じで これは殆どの所で再生できないのでNG
どんなチャンスがどんなタイミングで訪れるかわからないのが今。
やっと訪れたチャンスを逃す手は無いので、万全の体制で作家活動をして行く事をお勧めします。
チャンプくん
「そうですよね、、もしその時が今日だったら…」
「僕は大きなチャンスを逃したことになる」
トミー爺
「その通り…」
「作曲としての最低限の準備だと思うよ」
チャンプくん
「師匠!当たり前田の、、クラッカーですよね…」
トミー爺
「チャンプくん、、また古いギャグだね、、」
「どこでそんなおやじギャグ?覚えたのかな?」
チャンプくん
「だって師匠の口癖じゃないですか、、、」
トミー爺
「・・・そうだった?」
「とにかくデモはいつどこで、どんな環境でもきいてもらえるように作らないとだめだよ」
チャンプくん
「ヤベーマジッタ…気をつけます」
皆さんも「作家の三種の神器」を活用してくださいね
- デモ音源
- プロフィール
- 名刺
常に持ちあるこう。