作詞家,作曲家になろう!さくなろ道場

作曲家、作詞家を目指す君へ。現役マネージャーが教える作品創りのコツ、裏ワザ、一般常識などなど…誰も教えてくれなかった情報満載です。

作詞家の為の作品提出前の8つのチェックポイント 。

お疲れ様ですのトミー爺です。

 

今日は作詞をしているあなたに、とっておきの情報をお伝えしたいと思っています。実は作品を提出前にある事をすることで、作品クオリティが激変する魔法があるのって知っていましたか?

 

この記事の内容は

 

 

その答えが作品チェックです。

 

なーんだ、そんな事トミー爺に言われなくてもわかっているよ…とがっかりした人もいますよね、、でも、最後まで読んでみて下さい。

 

以外に「そうなんだ…」と思える内容もあるはずです。

 

作品をやっと作り上げた!

やったー!って感じですよね、、、

 

殆どの人は作品を作り上げた安堵感、達成感で一杯。

次に作品チェックをしよう、、やらなければ…とわかっているけど、後回しにしてしまう事もあるのでは?そのうちに提出日、締め切りになってそのまま提出してしまう、、、

 

そんな経験ってありませんか?

  

さて、皆さんは、ここ一番というデートや仕事に出かける時に、まさかスッピンのまま…よれよれの服装で、出かけないですよね。

念入りにチェックするでしょ…

作詞家にとって「作品提出は詞という我が子を世に送り出す事」ですから、下に書かれている8項目は必ずチェックするようにしましょう

 

歌詞提出前の8つのチェックポイント 

 

  1. 作家名はかかれているのか?
  2. 文字数のチェックはOKか?
  3. 誤字脱字がないか?
  4. 歌詞のレイアウトは見やすく書かれているか?
  5. メロディに言葉乗りはOKか?歌いにくくないか?
  6. 登場人物がしっかりと書かれているか?
  7. ストーリーで抜けているところがないか?
  8. 同じ事を何度も書いてはいないか? 

 

1. 作家名は書かれているか?

 これはないとまずいですね、せっかく作品が良くても連絡先や作者がわからなかったらNGですものね、、でも意外と抜けてしまっている事もあったりするので必ずチェックをしてくださいね。

 

 また、ファイルで作品提出する時は「誰が、何という」作品を送ってきたファイルなのか?それがわかるようにファイル名を表記するようにしましょう。

ex)  loveletter_tommygii_20180808  みたいな感じ。

 

 2. 文字数のチェック 

  特に詞先での提出の時は必ず行うようにしてください。文字数が合っていないと内容が良くてもNGになってしまう事がありますよ。また文字数を揃える事って、作詞家としての能力がチェックされる最初のポイントになります。

 

 この作家さんって基本が出来ていない人…って疑われる事にもなりかねません…そうなったらいやですよね。気をつけましょうね

  

3. 誤字脱字がないか? 

 誤字脱字は物書きとしてはちょっと恥ずかしい事です。

特に最近よくあるケアレスミスとしては「誤変換」。これはトミー爺もよくやってしまいます。提出後に読み直してみて愕然とすることがあるので皆さんもチェック忘れなく。

  

4. 歌詞のレイアウトは見やすく書かれているか? 

 結構これは大事!せっかくの力作なのに「読み手が読みやすい、解り易い」ように書かれていないとせっかくの歌詞の素晴らしさが相手に伝わらないことがあります。

 

 何処が「A」で何処が「サビ」なのか?せめて一目見たときに解るように書いた方が良いですね。

 

 トミー爺がSong Bank会員の作品アドバイスする時にもよくこの様なケースがありますよ。

 

特に気をつけないといけないのは詞先の時。

 

 曲先(はめ込み)の時は先にメロディがあるので構成が決まっていることが殆ど、しかし詞先の時は出だしのところが「サビ」なのか?「A」なのか?作詞家の自由なアプローチに任されることが多いので要注意です!

 

5. メロディに言葉乗りはOKか?歌いにくくないか? 

 必ず声をだして歌ってみて下さい。音数は合っているけど、歌いにくい歌詞ってあります。メロディと言葉の関係をどうやって処理して行くのか?ここは作詞家の腕の見せ所ですよ。

  

6. 作品のストーリーはしっかりと書かれているか? 

 作詞家の頭の中にある詞の「物語」「ストーリー」は歌詞の中に読み手に解りやすく書かれていますか?ただし、作品の中に荒筋を入れ込む事では無く、読み手が理解できる最低限の内容、ストーリーでOKです。

 

ポイントは最初の2行。


 導入部が解りにくい小説、映画って難解な作品になってしまいます。

 

川端康成さんの「雪国」の出だしは知っていますよね。 

 

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。

      ー川端康成 雪国より引用ー 

 

 この短い1行の中に「主人公は汽車に乗って旅をしている、到着したところは雪国…」のように、かなりの情報量が詰め込まれています。

 コツとして「5W1H」の要素を意識すると便利かも…詞の中に「5W1H」全部の要素は入らないのですが、最低必要なポイントを書き込むようにしましょう

 

7. 登場人物がしっかりと書かれているか?  

人物のキャラクター、相対関係はしっかりと表現できているのか?

 

 ここでチェックすることは「主人公のキャラクター」や「登場人物と主人公の関係」が読み手に解りやすく書かれているのかどうか?

 

必ずチェックしましょう。

 

ここが分かりづらいと「誰が、誰に向かって発しているメッセージなのか…」が解らなくなるので要チェック。 

 

8. 同じ事を何度も書いてはいないか? 

ただし、それが意図的に重複して書かれているのでしたらOKです。

ただ「悲しい」ということを伝えたいばかりに、全編に渡って「悲しい」という事を色々書き込む人が結構多いです。

 

もしダブっているようなところがあればそこを検証してみて、もしな
くても良いと判断できたら思い切って捨ててください。

 

書き手としたら物凄く怖くて不安なことだと思うのですが、しかし勇気を持って捨ててください。

 

 

それが出来るとその省いたところには色々なことが書きこめますよ。

 

 

以上、作品チェックをする事であなたの作品は見違えるほど輝いてくると思いますよ。

 

ぜひ、チャレンジ?いや習慣付けて下さいね。

 

 

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