お疲れ様です!
皆さんお元気ですか?のトミー爺です。
実は、詞を提出前に「ここをチェック」しておくだけでクオリティが格段にアップできるポイントがあるんです。
もし興味がある方がいましたらぜひお付き合いくださいね。
まず最初に皆さんの作品を読ませてもらった時に感じる事は、最終チェックが出来ていない作品が多いという事。
では、どこを?どうやって?チェックするのが良いのか?
それは下記の5ポイント。
- 作品タイトル
- 出だしの2行
- Bの最後の行
- サビ頭
- サビ最後の行
作品を提出前に、最低限、この5ポイントをチェックするだけで作品クオリティが数段アップできると思います。
良かったら早速実行してみては…
作詞提出前の!ここを抑えておけばワンランクアップ!
前にも書いた事があると思いますが、作品を提出するってことは「我が子に旅をさせる?」という事に近いかも…
または、気合い入れて外出する時に似ている。
今日は彼氏と初デート、、念入りにお化粧やファッションチェック(古っ、、笑い)しますよね、、。
それと同じで詞も必ずチェックしてあげて下さいね。
さて、5つのチェックポイントとは?
1. 作品タイトルは作品の顔
ここは作品の顔!最初に評価される所なので注意!
タイトルって案外意識を置かない人って多いかも…でもね、、沢山の作品が集まった時に、まず最初に読んでみたいと思う作品って、、、
そうそう、タイトルを良いと思った作品なんですよ…
作品をタイトルで判断する…って豪語するディレクターさんもいるくらいだからね、、この考え方ってある意味当たっていると思うんですよ。
良いタイトル = 良い作品
例えば、大好きなアーティストの新曲が発売される…という情報をキャッチしたとします。
まずはどんな曲なのか?どんなタイトルなのか?知りたくありませんか?
知りたいですよね…
例えば、ニューアルバムの収録曲がタイトルだけ発表されました。
なんかワクワクして「多分こんな曲かもしれない?」なんて想像巡らせたことってありませんか?
皆、一度や二度、こんな経験をしたことあるはず、、それだけ「作品タイトル」って重要なんですよ。
2. 出だし2行は歌とリスナーが最初に出合うポイント
ここが一番大事、この2行でその先を読んでみたくなるか?聞いてみたくなるか?どうかが決まるポイントだと思います。
映画で言うと冒頭の部分、人と人が出逢った時の第一印象にあたる部分だと思うんですよ。第一印象の悪い人って最悪だよね…印象を後まで引っ張ってしまう事になる。
作品も同じです。
ヒット曲の歌いだしを研究してみて下さい。
必ず印象的な歌いだしがあると思いますよ。
もうひとつ例を挙げると、皆、CDを買う時に試聴ってしない?
その時の事を思い出して…
まず、イントロを聞いて好きな曲かどうかを判断するよね、、
次にAの歌いだしを聞いて「違う、いまいち」と思ったら、その曲、飛ばさない?
ほら、、冒頭部分でしょ…
冒頭部分は細心の注意を払ってアプローチしてね…
3. Bの最後の行でサビの印象が左右される
サビに向けて勢いがつくかどうか?ここで決まる、、と言っても過言ではないと思うのですよ。
実はここって案外気にしない人がいると思うけど、サビに向かってジャンプする踏み台の役目のところだよ!
特に詞先で書くときには注意!
ここのアプローチ次第でサビ頭のメロディにかなり影響を及ぼすところ
作曲家がサビで思いっきり弾けられるように意識をしてみるといいかも…
4. 世の中を掴むのはサビ頭
言わずと知れたサビ頭です。(笑)
作詞家が一番評価される個所、ここにこの詞で一番言いたいメッセージを書けるように日々精進?してね
AとかBの延長で書いてしまっている人案外多いよ
作詞において
サビ = 叫び
この鉄則をしっかり頭にいれこんでおいてね
そしてCDの宣伝やCMに使われるところだよ。
ここで世の中を捕まえられるか?
作詞家の勝負ポイントと言っても大げさではない。
まずは意識することかならかな?
5. サビ最後の行こそ細心、最大の注意が必要なポイント
ここの締めがとっても大事。
ここの重要度を案外気づかない人が多いね。
ここを失敗すると、いままで書いてきた血と汗と涙の作品も、この一行で全部無駄になってしまう可能性がある。
どんなにその前が良くても、最後の処理を間違うと作品が死んでしまうので要注意!!
詞の最後の1~2行って映画やドラマのラストシーンと同じ。
TVドラマを観ていて「え?何でこんな最後なの?」と思ったことってないですか?ラスト2行って、そう言う役目だということを覚えておいてね。
逆の考え方で、それまでいまいちな作品だったとしますね、でも最後の1行がすごく良くて最高の作品に逆転することもありって事です。
特に大事なのが1番の終わり方。
そこでしっかりと聞き手を捉えられれば、その作品は勝ち!
もう一度聞いてみたいと思わせられるかは、1Aの最後の行で決まります。
ぜひ、今回書かせてもらった「5つのチェックポイント」
絶対実践してみてね!
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