作詞家,作曲家になろう!さくなろ道場

作曲家、作詞家を目指す君へ。現役マネージャーが教える作品創りのコツ、裏ワザ、一般常識などなど…誰も教えてくれなかった情報満載です。

ルーズな音楽が楽しい、キャロルキングから学ぶ音楽の面白さ

お疲れ様で~すのトミー爺です。

 

今回は「ルーズな音楽が楽しい…」と題して、今の時代の音楽とちょっと昔の音楽の違い、良い所について紹介させてもらいたいと思っています。

 

 この記事の内容は

 

 

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音楽ソフトのおかげで誰でも音楽家

 

 

実は最近の楽曲制作スタイルは、音楽制作ソフトの性能が物凄く発達してきていて、誰もが簡単に音楽を作れるようになってきているんです。

 

例えば、こんな感じ、、、、

 

  • 全く音楽の知識が無くても
  • 楽器を演奏する事が出来なくても
  • 歌を歌う事が苦手でも

 

音楽ソフトさえあれば簡単に音楽を作ることが出来る時代になってしまいました。

 

誰でも簡単に音楽が出来る…そういう時代になり、誰もが自分の好きに音楽作れる「夢のような」時代になりましたね、、。

 

以前の音楽制作はレコーディングスタジオが無いと出来ない…商品レベルのクオリティを追求すると、一日50万円くらいするレコーディングスタジオを何日もレンタルしなければいけなかったんです。

 

ところが今はトミー爺の部屋でも簡単に作ることが出来ます、、笑い。

 

ここでクエスチョン?

 

昔と今のミュージシャン、音楽制作者の違いを書くと

 

  • 以前は楽器を演奏してセッションしながら音楽を作っていた
  • 今は楽器を演奏できない人でも音楽ソフトで音楽が作れる時代

 

以前の音楽って「縦線、横線」を揃える事が上手さだった 

 

トミー爺が音楽を始めたきっかけが「吹奏楽」。

 

吹奏楽の上手さのポイントは大きく分けるとこの二つ

 

  • 楽器同士の演奏の縦線がそろっている
  • 演奏の音程、チューニングがピッタリと合っている

 

この2点です。

 

全日本吹奏楽コンクール決勝大会に出てくる学校って、全員、生で演奏しているのに演奏の縦線、チューニングがピッタリ合っていたんです。

 

これってすごい事だったんですよ。

 

トミー爺の高校はトミー爺の代に旭川市の代表で北海道大会まで行ったことがあるけど、今考えると縦線は何とかあっていたけど、チューニングが甘々でした。

 

バンドもそうですよね、最初の頃は楽器同士の演奏の縦線を揃える練習をしたりしますね。

 

もちろんピッチ、チューニングも必要です。

 

そう考えると音楽の基本はアンサンブルという事になるのかな?

 

ところが今の音楽制作の現場では、パソコン一つで簡単に完璧なアンサンブル、色んな楽器のアンサンブルを作ることが出来るんです。

 

初心者でも理想的な音を作ることが出来る時代。

この30年強で物凄く進化した事になりますね。

 

今の音楽は歌も、楽器もジャスト過ぎて面白くない、、 

 

今の音楽って何でも「ジャストすぎるんです」。

特にボーカルなんか、、どれも完璧な音程、リズムでしょ、、

 

だってCD音源ではリズム感が悪く、歌の下手な歌手っていないですよね、、、

 

あれって音楽ソフトでボーカルのエディットをしているんですよ。

今、巷で流れているポップス系の歌はほぼ歌の修正をしています。

 

パソコンの画面で歌の音程、リズムのずれを修正して、完璧な歌として世の中に送り出す事が出来ます。

 

ただし、このエディットにも歌や声質が機械的にならないようにする高度な技術が必要なんですが、、

 

一昔前は「ボーカルエディット」ではなく「ボーカルセレクト」、つまりボーカルにマルチテープの何チャンネルかをボーカルチャンネルとして残して、歌手はうまく歌えるまで何回も歌いました。

 

ちなみにビートルズの時代は4チャンネルのシステム、、トミー爺も最初に見たヤマハのスタジオには4チャンネルマルチテープレコーダーが入っていたな、、、

 

ちなみにチャンネルは下記のように分けていた…

  1. オケのL
  2. オケのR
  3. ソロ楽器
  4. ボーカル

 

歌が1トラック、1チャンネル使うとなると、歌手の人は録音の前に必至で練習していたのだと思います。

 

 

だから歌は上手くなりますよね。

 

しかし今は極端な言い方をすると歌手はスタジオに来て数回歌って、あとはエンジニアがボーカルのエディットをしてOKトラックを作り上げる。

 

こんな感じに状況が激変しています 。

 

音楽の楽しみ方の一つ「呼吸、間」を楽しむ。 

 

 

トミー爺の持論は「音楽はルーズな方が良い」と思っています。

音楽って広い意味での「間」を楽しむもの、、音楽は聞き手と演者側の駆け引きの面白さに尽きる…と勝手に思っています。

 

そのキーになるのが「呼吸」です。

 

聞き手も演者のみんな呼吸していますよね。

その呼吸はリズムに繋がります。

 

そのリズムを良い意味で裏切る行為によって感動に繋がって行くと思っています。

 

以前仕事をさせてもらった尾崎豊さん。

 

彼の「Birthツアー」で仕事をさせてもらったのですが、そのセットリストの中に「太陽の破片」という曲があります。

 

その曲の終わりに尾崎さんが「夕べ眠れずに、、」、、「夕べ眠れずに、、」とささやいて無音になる所があり、シーンと静まり返る横浜アリーナの観客。

 

そしてドラマーがその間を破って演奏すると、そこからエンディングになる…というシーンがあるのですが、この間って尾崎さん本人も、聞き手も、ドラマーの方も本当にその「間」を楽しんでいました。

 

音楽の醍醐味の一つだと思います。

 

歌舞伎役者の見得に音楽の奥深さが潜んでいる 

 

例えば、歌舞伎を例にすると、歌舞伎役者が見得を切る所でお客さんは感動します。

 

でもおかしいと思いませんか?

 

だって見ている人の90%はここで役者が何をするのか知っている、、、知っているってことは「来るぞ、来るぞ」と構えているって事ですよね

 

普通、次に何が来るのか、、知っている事について驚きってないですよね、、

 

でも、お客さんは感動する。

 

ではここで何が起きているのか、、というと、多分、殆どのお客さんはそれぞれのリズムで「ここで、このタイミングで見得を切る…」と思っているのだと思います。

 

しかし、役者がそれを「いい意味で裏切るタイミングで見得を切る」

 

よし、、ここで来るぞ、、ほら、来た、、、、

と構えているお客さん。

 

しかし、役者はそのタイミングを少しだけ外すとどうでしょう、、

お客さんは身構えたタイミングを外され、完全無防備になっている所で見得を切られるために「〇〇さま、、、って」感動してしまう。

 

もう一つ例を挙げると、友達と向かい合って「さあ、脅かすよ」って言って脅かすのと、後ろから不意をついて脅かすのと同じ。

 

前者はお客さんが自分のリズム、タイミングで待ち構えている、、、

後者は全く予測していない所で脅かされる

 

これと同じだと思います。 

 

話を歌に戻すと、歌手は「1.2.3.4」と聞き手がリズムをカウントしているジャストのタイミングで歌いだすとします。

 

これはあらかじめ予測しているので感動は薄い、、、

 

しかし、そのジャストをほんの少し前、ほんの少し後で歌いだすとどうでしょう、、、

 

聞き手は不意をつかれて驚きますね。

この驚きが感動につながる要素だと思いませんか?

 

音楽も、落語も、漫才も、同じだと思います。

 

そんな武器を持っていた音楽がきっちりとしたものになってしまうのはもったい無い気がします。

 

どうでしょう、、、

 

僕らは二つの選択肢を持っている

 

トミー爺がアレンジャーの事務所で働き始めた時、生の演奏の時代から打ち込みの音楽に変わる分岐点の時代でした。

 

当時、バブルも崩壊して音楽制作の予算が減りだした頃、その時に予算内で制作する為に「ドラムやベース、キーボード」は打ち込みで…という風に変化してきました。

 

ただ、それだと音楽が機械的になるので…

 

という事で、ドラムの打ち込みデーターに「ハイハットだけ生で演奏」させるとか、、ドラムは打ち込みでベースは生で…

 

みたいな工夫をして音楽制作していた記憶があります。

 

どんな環境、時代になっても「人のアイデアで色んな可能性を広げることが出来ます」。

 

それが出来た時に、あなたは「時代の先駆者」に成れるかもよ!!

 

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【トミー爺のお勧めの一枚】 

 

キャロル・キングTapestry

 

 

キャロル・キングTAPESTRY  LIVE IN HYDE PARK [CD+DVD]

 

主人公の「理由(わけ)」が伝わる時、歌詞は巷を一人歩きする。

Chapter 2 詞先で作詞をしてみよう

 

皆さん、お元気ですか?

 

さて、今回からストーリー作りに大切な「魅力的な人物像」の作り方について一緒に考えてみましょう。

 

ドラマや映画を観ていて「あの人の生き方かっこよいな…」とか「あんな人になってみたい…」と思わせるのは、その物語に、そこに「魅力的な主人公」が描かれているからだと思います。

 

前々回に書かせてもらった映画「プラダを着た悪魔」の主人公もそうでした。

 

sakunaro-dojo.sakushisakkyoku.com

 

 この記事の内容は

 

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Step 3 登場人物を考える 

 

それではどうやったら「魅力的な登場人物」を描けるようになるのか?

これは色んな、人それぞれの方法論があると思います。

 

ただ、ちょっと気になるやり方をしている人がいるんです。

 

歌詞の登場人物年表を作ってみると色んな事が見えてくる 

 

それは脚本家の倉本聰さん。

倉本さんと言えば「北の国から」などで有名な方です。

 

その倉本さんがテレビのドキュメンタリーで取り上げられていて、そこでおっしゃっていたのは、脚本を書き上げる時に「登場人物、全員の年表」を考えるととおっしゃっていました。

 

つまり登場人物の生れてから死ぬまでの年表を考えてから作品作りに入るという事らしいです。

 

Aは何年に生まれて、〇才の時に〇〇と恋に落ち、そこで初めて性体験をする、、しかし、そこに恋敵Bが現れて二人の間を邪魔する、そしてBの行動によって、ついにはAと〇〇は別れてしまう、、、

 

みたいな事をもっともっと細かく練り上げていくらしいです。

 

それを考えて行くと、人と人との絡み方やドラマが必然的に見えてくるって言っていました。

 

なぜこんな年表の話を紹介させてもらったか?、、、というと

 

行動には必ず理由がある、、その理由が世の中に共鳴していく 

 

「その人の行動には必ず理由があるから…」

 

「その理由こそが歌詞、物語の最大のクライマックス」

 

主人公がある行動をしたとします、、その行動の理由があるからこそ、行動や仕草、言葉に重みが出てくるのだと思います。

 

【例1】 

例えば、先ほどのAと恋敵Bの話で考えると大人になってから、ある些細な事件でAはBを殴った…としますね、、その理由が過去の〇〇との事と同じ行動をBがしていたから…

 

その現在の状況だけを考えるとAがBを殴る理由が分からない、、けど、年表をたどっていくとそこには理由がある、、、

 

【例2】 

例えば、男の人が女の人を抱きしめた…という行動があったとします。

 

作詞家が「君を抱きしめる…」と詞に書いたとしますね。

でもこれだけだったら「抱きしめる」という行動です。

 

でも、その抱きしめるという行動の理由

 

  • 好きだから、愛しているから
  • 相手が凍えそうだったから
  • 相手が可愛かったから
  • 相手が可愛そうだったから

 

もっともっと沢山あると思うけど、そこが読者、聞き手に伝わるかどうか?で「抱きしめる」という行動の重さが違ってきます。

 

「そうそう、その気持ち分かるな、、、、泣けてくるよ、、」

 

聞き手にそう感じさせるためには、書き手がそこが見えていないとダメって事です。

 

そう考えるととっても大事なポイントだと分かりますね。。

 

また別の機会にもう少しこの話を掘り下げてみたいです。

 

 

 

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【トミー爺のお勧め本】

松本一起著

作詞ってこんなに楽しい! 「普通の生活」から始めよう

 


読み進めていくうちに自然と作詞をしたくなる

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3000曲以上の作詞をし、数々のヒット曲を手がけた、日本でも数少ない、生業を「作詞家」といえる著者の「作詞読本」。

  • 作詞のテクニック
  • 作詞家としての生活意識
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  • 80年代の音楽業界での逸話など話題満載。

また、類書にはない作詞の推敲例を取り入れ、プロとアマの言葉へのこだわりの差を実践で解説する。

音楽の見える、聞こえる景色が変わっていく楽しみ、、の巻き。

実はトミー爺は大好きだった音楽を仕事にしたために、純粋に音楽を楽しめなくなったんです。

 

こういうとちょっと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、音楽を趣味として聞くのではなく、仕事として聞いてしまう癖がついたっていうのが本当かな?

 

こんな音楽の楽しみ方もあるんだ…と言う事について今回は紹介させてくださいね。

 

 この記事の内容は

 

 

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音楽が別の意味で好きになった 

 

じゃあ、トミー爺は音楽が嫌いになった?

 

いや、嫌いになったのではなく別の意味で好きになったのですよ、、、

 

  1. 歌手の歌、リズム感、音程、声のパワー
  2. 音楽のグルーブや演奏力
  3. ミキシングや音つくり
  4. メロディの作り方の上手さ

 

例えば、野球を例にすると野球解説の方が

 

  • バッターのスイングの上手さをほめる
  • ピッチャーのフォームや腕の振りをほめる

 

それに近いです。

 

素人が見ると

  • アッ、、投げた、、速い、、
  • 打った、すげー!

というのを

 

  • このピッチャー、フォームと腕の振りが良いからあんな球を投げられるんですよね
  • バッター、スイングの軸がぶれないからあんな速い打球が飛ぶんですね

 

トミー爺はこの後者的な音楽の楽しみ方に変わったんですよ。

これはこれで楽しいですよ、、、

 

という事で音楽大好きのトミー爺です。

 

女の子にもてたい、目立ちたい、そんな原動力が音楽に  

 

さてさて、そこで皆さんに質問。

 

「皆さん! 音楽を始めるきっかけは?」

 

トミー爺は「女の子にもてたい、、目立ちたい…」みたいな感じだったかな?、、不純ですよね、、笑い

 

あの頃、丁度洋楽ではビートルズが解散、日本では「赤い鳥」(後に「ハイファイセット」と「紙ふうせん」に…)またヤマハが主催するポピュラーコンテスト(ポプコン)が全盛期。

 

そんな中、トミー爺もエレキギターを買って自分も演奏したり、曲や詞を作ろうと思ったりしました。

 

中学から吹奏楽部に入ったのも大きな転機だったかな…

 

そのせいもあって、ポップス系と平行してクラシックも好きになり、チャイコフスキードボルザークショスタコービッチ、もちろんベートーベンなんかも聞きまくっていました。

 

バンドも組んだ。

 

あの当時は今みたいにリハスタなんか無いし、エレキは買ったけどアンプは買えなかったのでラジオとかのマイク端子に無理やりギターを入れて歪ませて遊んでいた。

 

とにかく、楽器やアンプを持っていれば下手くそでもすぐにバンドメンバーって時代でした。

 

 

そしてついに高校卒業後の進路を 決める時が来て、そこそこ音楽的な能力は人よりあると確信したトミー爺、、ついに東京に打って出る事に

 

そんな人間がプロの世界に飛び込んだが

 

東京で専門学校に入学、その学友の勧めもあり、日吉(川崎市)にあるヤマハセンターでアルバイトする事に、、多少音楽に自信があったトミー爺だったけど、

 

ヤマハのセンターで最初に出合えたのが「真知子さん」、そう後にデビューして大ヒットを連発されたあの「〇辺真知子さん」です。

 

彼女がまだアマチュアだった頃、彼女の歌声を聞いた時に真剣に「すごい」と思いました。

 

また、ヤマハにリハーサルに来るアマチュアバンドの作曲能力、歌唱能力、トミー爺が田舎で経験してきた事の数十倍すごかった。

 

いやー本当にプロの音楽家にならなくてよかった…と思いましたよ、笑い。

 

それまで自信満々だったトミー爺、周りのすごさに脱帽でした、、。
 

 

音楽を仕事にする前と後で見える物、感じる物が変わった

 

そんなトミー爺、だんだん音楽漬けの毎日で考え方や音楽の聴き方に少し変化が、、、

 

以前書かせてもらったヘッドフォンの件もそうだったけど

 

enjoy-ongaku-tabi.tommysomekawa.com

 

音楽を仕事にする前は、多分「曲全体」「何となく?」音楽を聞いていた感じがします。

 

しかし、音楽を仕事にした後は以前よりは「色んな所に興味を持てる」ようになった感じがします。

 

歌の細かな声の表情や、楽器の音色、演奏スタイル、ミキシングの細部の聞き込みなど、、、、

 

音楽を深く楽しむ事の面白さ

 

例えば、音楽を聞いていて「アー気持ち良いな…」と思ったとします。

 

その気持ちよさがどこから来るのか?

 

それを考えるようになったんです。

 

それが

  • 楽器の音色なのか?
  • 演奏の仕方なのか?
  • バーブ響きかたなのか?
  • ミキシングのアプローチなのか?

 

例えば、気持ちよさの要因の一つが「リバーブ」だったとしますね。

それを意識して聞いているとリバーブの低い成分もしっかりと残っている事に気が付く、、、

 

その低い成分に注意して聞いていると「200~300Hz」あたりの音域が肝になっているのかも…って気が付く。

 

いつもリバーブって高音の成分しか意識していなかったけど、低域が気持ちよさには必要なんだ…

 

そんな細かい「気が付き」の繰り返しで、だんだん音に対する知識が増えてくる。

 

こんな風に一つの知識が身につくとそこから感じられる、見る事が出来る景色が変わります。

 

山を一歩一歩、登っていくと見える景色が変わってくるのと同じで、音楽の知識が増えてくると今まで気が付かなかった事に気づき始める。

 

そういう経験ってワクワクして楽しいですよ。 

 

今日の東京勉強会のテーマは「なるほどね、上手い事を言うな…」と唸らせる作品作り

おはようございま~すのトミー爺です。

 

今日、10/14(日)は月一でやっている作詞作曲勉強会、ワークショップの日。

 

今回は中島みゆきさんの「糸」を題材に「なるほどね、、上手い事言うな…上手い例えをするな…」と聞き手に感じさせる作品作りをテーマに開催。

 

 この記事の内容は

 

 

いざ、渋谷の「渋谷総合文化センター大和田」に向けて出発です。

 

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渋谷の桜ケ丘町の上に鎮座する大和田文化センター。

 

ここにはプラネタリウムや図書館、そして大、中ホールがふたつ。

そしていつも利用させてもらってる会議室やリハーサル室がある。

 

ただし、ここまでたどり着くためには急な坂を登らなければいけないんですよ、、 

 

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毎回、ヒイコラ言いながら、登るんですけど年寄りには結構きつい!


坂には見えないかもしれませんが、急な坂、急いでいる時は勘弁してほしい急な坂なんです。

 

ただ、桜ケ丘町という事で桜の時期にはこんな感じの桜並木に変身。

 

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作詞、作曲チームへの課題の意図は

 

 

 

作詞チームへの個別課題は


・頭2行で「なるほどね、、、」と思わせる、ここで聞き手を摑まえる詞

 

作曲チームへの個別課題は


中島みゆきさんの「糸」「時代」に似ているけど、似ていないメロ作り、このコード進行を参考にして曲を作ってみよう

 

 

作詞チーム、作品頭で切り込む意識を持って

 

作詞チームへのテーマ発注の目的は、歌詞の頭って「ほとんどの人がスムーズな導入を意識します。」

 

でもそこでグッと鋭い切り込みをする事でどんな風に作品が変わるのか?

 

それを体感したかった、、、

 

作曲チーム、積極的に他人の感性を取り入れよう 

 

作曲チームへの課題の目的は、普段、自分が作りやすいコード進行、メロディの流れ、、で作曲をする事が多い中、他人の感性を引き金に曲がどう変わるのか?

 

コンペでは課題曲、リファレンス曲の世界観を残しながらもオリジナル曲を作る必要性もあります。

 

そんな訓練になるのかな?

 

と思って今回の課題を出しました。

 

 

 

さぁ、どんな作品に出会えるのか楽しみ。

 

後日、レポートを書く予定ですよ。

 

 

楽しみ、、、

デモのミキシング、「料理」「お化粧」との関係が面白い

 

今回はデモのミキシング(ミックス)について考えてみましょう。

 

難しいと思っているミックス、実は見かた、視点を変えると案外分かりやすかったりするんですよ。

 

目から鱗って感じの情報もあるかも?

良かったらお付き合いくださいね。

 

という事で、お疲れ様で~スのトミー爺です。

 

 この記事の内容は

 

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ミキシング、デモの最後に魂をいれろ

 

デモを作る作業って

  1. メロを作る
  2. アレンジをする
  3. レコーディングをする
  4. ミックスをする

ミックスはこの通り最後の行程です。

 

そこでミキシング(ミックス)ってどうやれば、どうなるのか?

そこって意外に教えてくれる人っていないですよね、、

 

トミー爺もプロのエンジニアではないけど、今まで経験した事を踏まえて分かる範囲で紹介させてもらいますね。 

 

ミックスはバランスをとるのとは違う 


最初に質問です。

 

ミキシング(以降、ミックス)の作業を「ただ全体のバランスを整理する」だけなんて考えいる人はいませんか?

 

実はトミー爺も若い時はそうだったんですが、この最後のミックスって「デモに魂」を入れる作業なんです。

 

そうしないとせっかく作ったデモのポテンシャル、可能性が失われてしまいます。

 

魂入れって何なの?それは樹木希林さんのCMに答えが 

 

では「魂入れ」って何なのか?

 

最近亡くなられた樹木希林さんが出演していたフジカラーのCMで

 

美しい人はより美しく、、、

そうでない人は、、、それなりに、、

 

こんなCMがあったのを覚えていますか?

 

権利の関係でここで映像を紹介できないのですが、youtubeで「樹木希林 CM フジカラー」で検索すると見れるのでぜひチェックしてみて下さい。

 

このキャッチコピーをもじって紹介すると。

  • Rock はより Rockに
  • ポップス はより ポップに
  • 演歌 はより 演歌に
  • 謡曲 はより 歌謡曲

 

つまり、ロック系サウンドの曲をポップにミックスするとロックには聞こえない…

 

音の作り方やサウンドの作り方で「ロックがポップス」にもなってしまうので、そこがミックスの一番大事なポイントになります。

 

 

 デモのミックスは「女性のお化粧」「料理」と似ている 

 

またわけのわからないことを言ってしまいました、、、笑い。 

 

実は、トミー爺はミックスの作業って「わかりやすく言えば女性のお化粧」だと思っています。 

 

 

たとえば

 

B子さん

「あれA子さん今日はちょっといつもと印象が違うね?…」

A子さん

「わかる?メーク少し変えたの…」

 

これがミックスです!

 

 


女性のお化粧、

  • いつもよりちょっと目をくっきりさせてみる
  • 口紅の色を少し変えてみる…

どれも素材としては同じ顔、、笑い。

 

しかしちょっとした事でぜんぜん印象が違ってくる。

 

デモの聞こえ方、低音の調整で聞こえ方は全然違ってくる 

 

 たとえばお手元に自分の作った作曲デモテープがあったらちょっと実験をしてみて下さい。

 

まず自分が作曲したデモをオーディオで再生してみて下さい

 

たとえば「ちょっとボーカルの音程が微妙かな…」と思ったとしますね、そのときに全体的にEQで低音を少し多めしてみる…

 

どうかな?ボーカルの音程の不安定さが気にならなくなったのでは…

 

また反対に低音を極端に減らしてみる、、そうするとどうだろう…

 

今まで普通に聞こえていたデモがいきなりに、なんか不安定に聞こえてくる…そんな印象を受けませんか?


実はこれはミックスではなくてマスタリングという作業なのだけれども、同じデモ音源でもこんなにも違って聞こえてくることがわかっていただけたかな。 

 

 ちょっとびっくりしたのでは?

 

目から鱗が…「ミキシングと料理の関係」って似ている? 

 

また、訳の分からない事を言っていると思っていませんか?

 

「レコーディングと料理」って、一見関係ないように見えますが、
トミー爺はかなり似ていると思っています。

 

まずは料理について考えてみましょう。

 

料理を美味しく作る流れをチェックしてみると

 

  • どんなディナーにするか全体像を考える。
  • 料理の構成を考える。
  • 素材選びをする。
  • 料理の手順を考える。
  • 隠し味、調味料を考える。
  • 出来上がった料理を美味しそうに盛り付ける。

ざっとみてこんな感じの要素があると思います。

 

さてこれをレコーディングに例えてみると

 

  • 料理の全体像を考える  → 楽曲の方向決め
  • 料理の構成を考える   → アレンジの方向決め
  • 素材選び        → どんな楽器、音色で表現するか
  • 料理の手順       → レコーディングの順番
  • 隠し味、調味料、つなぎ → エフェクター等のかけ方
  • 見た目の盛り付け    → 全体像のまとめ方


どうでしょう…かなり強引な考え方ですが、じつは案外似ていると思ってもらえたのでは?

 

特に、先ほどの女性のお化粧と同じで、楽器選び、音色選びが最も大事なんです。

 

「楽器選び、音色選び」が女性の素顔と考えると、、、、

お化粧、ミックスは、、、、、、

 

こう考えると面白いと思いませんか?

 

 

ミキシングについてはこれから何回かに分けて紹介させてもらいますね。

 

お楽しみに。

 

音楽家の中で「主人公の生き様」を書けるのは作詞家だけです。

Chapter 2 詞先で作詞をしてみよう

 

お疲れ様で~すのトミー爺です。

 

今回は作詞する時にストーリーライターになってはいけない…と言う事について一緒に考えてみましょう。

 

前回の記事をまだチェックしていない人は下記で確認お願いします。

 

sakunaro-dojo.sakushisakkyoku.com

 

 この記事の内容は

 

 

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ストーリーライターにはならないで 

 

あれっ?前回のブログで「作詞にはストーリー」が必要、、、って言ってたんじゃないの?

 

と疑問に思う方も多いと思います。

 

確かに詞にはストーリーは大事なんです。

でも「荒筋だけが書かれた詞」ではいけない…と言う事なんです。

 

荒筋だけの詞は何かが足りない 

 

作詞を勉強する時、最初はストーリーを書く事に終始しがちです、、これはこれで一つの通過点として必要な過程なのですが、ただ、そのストーリーを書く訓練の目的は「主人公の生き様」を書くため。

 

その為の基礎訓練だという事を意識したうえでストーリーを考えることが必要です。

 

主人公がどんな生き様をしていくのか?

 

詞ではその生き様がリスナーの共感を得てヒットしていくのだと思います。

 

その為に必要な要素としてストーリーがあるという事を意識して作詞をするようにしてください。

 

ハラハラ、ドキドキのドラマには主人公の生き様が…

 

ドラマや映画を観ていて「ハラハラ、ドキドキ」する作品って面白いですよね、、

 

でもここで一つ考えて見たいのは、視聴者って「ハラハラ、ドキドキ」するストーリーが面白くて作品を見ているのでしょうか?

 

もちろんそれもあると思うのですが、実はその難事件を乗り越えて行く主人公の姿に共感しながら、作品を見ているのではないでしょうか?

 

例えば、難事件を一つクリアした主人公、でも予告編でまた難事件が次々に起こる、、、

 

そうすると視聴者は

 

「どうやって乗り越えるの?」

「えー、大丈夫?」

「〇〇ちゃん、頑張って!」

 

と応援しますね、、この視聴者が主人公の生き様を応援、共感する詞を書ける事が作詞には重要なポイントだと思います。

 

生きたストーリーを書く為のStep by Step

 

まず最初に意識する事はしっかりと「テーマ」を考え抜く事がポイントです。

 

次に必要なのはその「テーマ」をより分かりやすく、リスナーに共感しやすくするための登場人物やストーリーを考えて行く。

 

ブレないようにテーマを絞り込もう

 

まず、ここが曖昧だったらダメなのでしっかりと「何を伝えたいのか?」を考え、絞り込んでください。

 

 

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そこは、モノ作りと同じだと思います。

 

例えば、カップ麺を例にすると

 

「誰でも簡単にお湯を注げば食べられる美味しいラーメンを作りたい」

 

これが作詞でいうテーマの部分になります。

 

ではどうやったらそれが実現できるのか?

  • 麺をどうやって作ればよいのか?
  • 容器の形状を考える
  • 具をどうするのか?
  • etc

この部分を考える事が製品を完成させるために必要なストーリーです。

 

「誰でも簡単にお湯を注げば食べられる美味しいラーメンを作りたい」

というテーマ、これが「ぶれない様」にストーリーを作っていく事が大事なポイントですね。

 

 

最初はストーリーを意識して書く 

 

このストーリーを書く訓練は最初に書いたように「基礎練習」にあたる部分だと思います。

 

ですので、テーマをぶれない様に書く事を頭に置いてストーリーを書きあげる練習をしてください。

 

そのうちにだんだんその作業に慣れてくるはず、、その時が次のステップに移るタイミングです。 

 

慣れてきたら熟考して一気に書き上げる

その作業に慣れてきたら、一度、一気に書き上げてみて下さい。

 

その時にこれまで勉強して来た「ストーリーを考える」という事が活きてくるはず。

 

、、というのも、作品を見直した時に「この書き方だと分かりづらい」と気づけるようになっているからです。

 

それが見えたら、修正をして、そしてまたチェック。

 

この作業を繰り返せるようになると生きた作品が書けるようになるはずです。

 

ただし、この域まで来るためには相当時間がかかると思いますが、日々の一歩一歩の積み重ねで必ず出来るようになるので、諦めないでチャレンジ続けて下さいね。

 

まだまだ続きます。

 

 

 

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  • プロとしての姿勢
  • 80年代の音楽業界での逸話など話題満載。

また、類書にはない作詞の推敲例を取り入れ、プロとアマの言葉へのこだわりの差を実践で解説する。

映画「プラダを着た悪魔」から学ぶ物語、人物像の作り方

Chapter 2 詞先で作詞をしてみよう

お疲れ様で~すのトミー爺です。

 

今回は映画「プラダを着た悪魔」から学ぶ作詞術と称して、作詞に物語、ストーリーがどれだけ大切か、、を一緒に考えてみましょう。

 

作詞にはテーマを魅力的に表現する為に魅力的なストーリーが必要不可欠です。

 

そして ストーリーを面白くするのは、作詞家の発想力です。

 

今回はそこに焦点をあてて「作詞の為のストーリー作り」を2回くらいに分けて紹介させてください。

 

興味ある方も無い方も、、、最後までぜひお付き合いくださいね、、笑い。

 

 この記事の内容は

 

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Step 2 映画やドラマには魅力的なストーリーがある 

 

以前に詞を書く前にしっかりとテーマを考えるという事を紹介させてもらいました。

 

そして、そのテーマを最大限に聞き手に伝える為に「ストーリー」「物語」が必要不可欠だと思います。

 

興味がある人は下の記事でチェックお願いします。

 

sakunaro-dojo.sakushisakkyoku.com

 

ただのハッピーエンドの物語はつまらない 

 

例えば、こんな物語、ストーリーだったら、あなたはどう思いますか? 

 

 

ある素敵な女性がカッコよい男性を好きになって結ばれました!

ハッピーエンド!!

 

 

これでは面白くないですよね。

 

そこで「ある女性が…」という所を「失恋して落ち込んでいた女性が…」とするだけで、どんな恋愛をしたのだろう?

 

とちょっと興味が湧いてきませんか?


作詞の場合、書こうとしているテーマに対して、どんなストーリーが作れるのかがポイントになります。 

 

そこが作詞家の腕の見せ所であり、個性が表現できるところだと思います。

 

プラダを着た悪魔」から学ぶ魅力的な人物像、物語の作り方

 

プラダを着た悪魔」っていう小説って知っていますか?

(2003年4月に刊行された米国の小説、ローレン・ ワイズバーガー著) 

 

 

【あらすじ】

ジャーナリスト志望の主人公が悪魔のような最悪の上司の下で前向きに頑張り成長していく姿を描いた物語で、主人公の頑張る姿が同世代の女性から支持を受け、世界的なベストセラーとなった小説。

 

 

世界27か国語に翻訳されていて、日本語版は早川書房より発行されています。

 


2006年に公開された映画は

で世界的な大ヒットになった映画、、トミー爺もヘビーローテーションしている映画なんです。

 

この映画で一番すごいな…と思ったのは、キャリアのためとはいえ、私生活はめちゃめちゃ。この会社で、このままでいいのか、、? 自分は本当は何をしたいんだっけ、、、、、?

 

と悩む女性が描かれていて、そして次第に彼女の才能が開花していく、、、そんなサクセス物語が描かれている映画です。

 

と、多分、このまま上り詰めて行けば天下をとれるはずだったけど、その天下取りの道を選ばず、自分らしい生き方を選択させた著者の考え方がすばらしく、映画の中の主人公の生きざまがかっこよかった。

 

彼女に生き様に沢山の人達が共感して拍手を送ったはず。

 

今までは片時も手放さなかった携帯電話を噴水の中にポイって投げ捨てる、そして前を向いて歩いていく、、彼女、カッコよかったです。

 

 

歌手は色んな物語を歌えるから好き 

 

結局、歌の世界でも同じことがいえると思うんですよ。

 

以前、ある番組で歌手のクリスハートさんが「歌で色んなストーリーを歌えるのが好き」と言っていました。

 

つまり作詞家の仕事って「物語を作る、魅力的な主人公像を作る」仕事なんだと思います。

 

 

 

 

頑張って出世する主人公  

 

  1. 一つの生き方
    憎たらしい上司を蹴落として自分がその上司の地位を引き継ぐ

  2. もう一つの生き方
    今の地位を捨てても自分らしい生き方を選ぶ主人公

 

 

このどっちの生き方もありだと思います。

 

「1」の生き方はヒーロー系のストーリー、「2」の生き方はヒューマンドラマ系のストーリー。

 

皆さんだったらどっちの生き方を選びますか?

 

そういう意味で映画や小説って、色んな生き方を教えてくれる教科書だと思います。

 

ただ、人それぞれ同じ映画を観ても感じるところが違いますね、それが経験値でもあり個性だと思います。

 

同じ映画を観て「3」を感じる人、「10」を感じる人。

 

決して優劣をつけるものではないですが、作詞を志すなら、出来るだけ沢山の事を感じ取れるようになれると良いですね。

 

トミー爺も、もっともっと自分磨きをしなければ、、って思ってしまいますよ。

 

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 【トミー爺のお勧め映画】

 

プラダを着た悪魔 (特別編)

 

恋に仕事にがんばるあなたへ贈る

ゴージャス&ユーモラスなサクセスストーリー

 

映画の言葉 “決めるのは、あなた"