お疲れ様です。
作家マネージャーのトミー爺です。
そうなんです、、トミー爺の本業は作家マネージャーなんですよ。
もう40年くらい色んな作品に携わらせてもらっているんだけど、一番の楽しみは、、、誰よりも早く作曲家が作ったデモを聞ける事かも、、、
この記事の目次
誰よりも早く作曲家のデモを聞ける楽しみ
誰よりも早く作曲家が作った作品を聞ける、、ってワクワクするんですよ、、
だって大ヒットするかもしれない曲のデモを聞ける人って本当に限られた人たちだけでしょ、、
それも一番最初に聞けるんだから、、、
今はね、ネットで音楽ファイルを送ってもらって、それをダウンロード。
そしてチェックしてからクライアントに送る、、、
そんな感じに超簡単に作業できるのですが、ひと昔はカセットですよ。
あの当時はカセットだった
大体曲の締め切りが13時とか、夕方だったから、当日の朝か、前日夜中に車で作家の家にピックアップしに行っていました。
いつも郵便ポストに入れておいてもらい、それをピックアップするのが日課だったんです。
そして家に向かう時も、会社に向かう時も、カーステレオで(なんか今は死語になった気がするな、、)曲をチェックするのが楽しみ。
これが最高の楽しみでしたよ。
大体採用される曲って、何度もヘビーローテーションしてしまうんですよね、、
移動中、会社に行くまでデモを何度も聞いて、ディレクターと話す時にトミー爺の意見を聞かれるので、その為の理論武装の意味もあるけどね。
ディレクター
「トミー、今度の曲はどう?」
トミー
「まあ、聞いてくださいよ」
ディレクター
「おー、、自信ありげだね、、」
みたいな会話をしながら、、、
デモは直接ディレクターに届けるのが日常
そうなんですよ、あの当時は今みたいに「ファイル便」なんてなかったから「トミー便」となって、笑い、、
直接カセットを届けていました。
もちろん会社でダビングしてからですけどね、、、 なんとも非効率のようだったけど、でも相手の反応が直接感じられるから今よりは面白かったかも…
ヒットする曲のデモってヘビロテしたくなる
正直なところ、ヒットする曲のデモって何度聞いても、もう一度聞きたくなる、、これって何だろう、、、
どんどん楽しくなるんですよ、、
何度聞いてもお腹いっぱいにならない、
曲に隙があるというか、100点満点だけど93点くらいに聞こえるというか、、不思議な感覚。
そんな曲に出会えた時、マネージャー冥利につきると感じる一瞬。
デモの作り方ってかなり作り込んでいるんですけど、でも、聞いていると「ああしよう!!こうしたい、、、」みたいに色々アイデアが浮かんでくるんですよ。
これって何なのですかね、、、
こういう曲との出会い、いまだに続いていますよ。
トミー爺が10回以上聞きなおす曲や、鼻歌に出てくるメロディの曲は、だいたい形になっていく曲って感じがします。
こんな出会いをこれからの糧に、これから出会える作品を楽しみに、、
もう少しこの仕事続けられそうです。笑い
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