さて意味深なタイトルでビックリした方もいるのでは?
今回は作品クオリティをアップさせるある行為について書かせてもらいます。
多分これをすると作品クオリティが2~3割はアップできるかも?
この記事の内容は
- その想いが伝わるから泣ける
- 作品をチェックできる冷静なチェック眼を持て
- 書き終わったら一晩寝かせ、翌日に作品チェックの習慣を付けよう
- 音楽仕事人のための業界用語特集
- 今日のお薦めの一冊
- トミーの今日のお薦めの一曲
- 【トミー爺の関連サイト】
その想いが伝わるから泣ける
作詞って?たった20行から30行くらいしかない文字量の中に作詞家が書こうと思っている「全ての内容」を書き込めることが出来るのか!ここが重要なポイントですよね
ここでこの「全て」という事がポイントなのですが、限られた文字数の中に物語や伝えたい内容を全部書き込むのはある意味難しいと思います。
ではどうやったら相手に伝わるのか?
まずは自分の思い込みを排除することが必要になる?
分かりやすく言うと「作りての頭の中に書きたい事すべて入っている」はずです。
その状況で作品を書くと、自分の頭の中にある事を省略して作品創りをしてしまう事があります。つまり自分は理解しているので読み手もイコール理解している…そう思い込んで、その前提で書いてします。
そんな経験ってありませんか?
伝えたい思いって、相手に伝わって初めて相手は感動するのだと思います。
そこが抜けているとなかなか相手には伝わらない…
ただ、そんな状況を改善できる方法があるんです、、それは?
作品をチェックできる冷静なチェック眼を持て
ポイントは「自分の中に第三者的、冷静なチェック眼を持つ」ことが「他人に伝わる詞を書く」事の最初のステップです。
それがどういう事かというのを具体的に説明しましょう。
あなたは作品を書き上げる時にどの様にして作品の構想を練りますか?
当然これから書き上げようと思っている作品について「ストーリー」「登場人物の相対関係」「テーマ」この全てを考えて作品創りに向かっていると思います。
ということは貴方の頭の中には映画のような映像、ストーリーが展開されていると言うことになります。
そこがポイントでもあり落とし穴かもしれません、、
その落とし穴というのはあなたが書き上げた詞は、「作品の文字内容」と作者の頭の中にある「映像やストーリー」がこの二つが合体して一つの完成形になっていることが多い、、…ということは書き上げられた作品には作家の頭の中にあるすごく大事なポイントが書かれていない…抜けているかもしれないということになります。
これはかなり重要なポイントですね。
その作品が作家の手を離れてプレゼンに出された事を考えて見ましょう。
読み手は文字だけ読んで作品を評価する、、しかし書き忘れたある情報がないので作品だけを読んでも貴方の力作を「物足りない内容」と評価してします。
そんな間違いを回避する方法、手段をお教えしましょう。
書き終わったら一晩寝かせ、翌日に作品チェックの習慣を付けよう
それは「書き上げた作品を翌日にチェックする。それも冷静に、頭の中を空っ
ぽにして自分の書いた作品を読む。そして自分が考えていた内容がしっかりと
書き上げられているのかを検証して見てください」これが他人の為に作品を作
ることの第一歩だと思います。
いい例として「深夜に書いたラブレターって後で読むと恥ずかしいですよね…」これと同じで熱くなっている時って周りが見えなくなっている…
時間を空けて作品チェックをするという習慣をつけてください。
音楽仕事人のための業界用語特集
ちょっとしたTea breakです。よく仕事現場で使われる用語の紹介。役に立つ事からくだらないことまでいろいろあります。 (笑い)
【決め打ち】
作品の発注をただ一人の作家に決め込んでその人だけにお願いすることです。
一昔前は発注側が作家の個性、可能性を把握してその作家とマンツーマンで作
品を作っていった時代がありました。またそれが可能なくらいレコードが作
られていてディレクター氏たちが作家を育てていった時代でした。今は殆どの
発注はコンペで行われることが多いです。
「使用例」
今回○○○のシングルは○×さんで決め打ちでお願いしたい。その代わり「
リテイク」させてもらうことがあるけど良いですか?こんな感じの発注が良く
ありました。
今日のお薦めの一冊
今回は作詞家、阿久悠さん関連の本を紹介。ぜひチェックしてみて
トミーの今日のお薦めの一曲
【トミー爺の関連サイト】
■作詞作曲レッスンお悩み相談 NEW
■人と音楽をつなげる TRY-X Music【ブログ】