作詞Q&Aにお付き合いください。
ある日のトミー爺の事務所、作詞家志望のしわき泉嬢がやってきましたよ、何か鼻息荒い感じですがどうしたのでしょうか?
この記事の内容は
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泉ちゃん、もっと分かりやすい言葉使った方が良いよ
泉
「トミーさん、作品を観てください!泉、渾身の作品です」
トミー
「オー、、どれどれ、、これね…」
泉
「どう?、、どうですか?」
トミー
「泉ちゃん、言葉が難し過ぎだよ」
泉
「言葉が難しいって何ですか?」
作詞って詩と違う事は前に紹介させてもらいましたね、、
sakunaro-dojo.sakushisakkyoku.com
もう少し付け加えさせてもらうと、詩って文章をしっかりと読んで、何度も読んで考えて味わうものですね、、
でも詞は歌手の歌に乗って耳に入って来る、、そして通常の会話と同じように理解できるものなんです。
聞き手の殆どは歌詞カードを見ないで聞いている、、だから一度聞いただけで理解できないと心に突き刺さってこない…と言う事だと思います。
もちろんわざと難しい表現を選ぶジャンルってありますよ。
ビジュアルロック系とか、ものすごくマーケットが限られた所で聞かれる音楽とか…
それを除いた殆どの曲って若い人から高年齢の方まで聞く事になります。
作詞する時ってわざと難しい方向に行きがちですが、そこはできれば沢山の人が聴いて理解してもらえるように、言葉使いなど気を付けた方が良いと思います。
私は中学1年生でも理解できる言葉、表現を意識している
ある作詞家の人と話していた時にその方が「歌詞って耳から入ってくる言葉だから、私は中学一年生が一度聞いて理解できる言葉、表現を意識している」と言っていました。
作詞家からするとちょっと物足りなく感じるかもしれませんが、その作品が巷に流れる…そして沢山の人に愛され、ヒットしていくことを考えると、こんな意識って必要なのかもしれませんね
泉
「なるほどね…そういう考えもあるんですね」
「私は自分の力を見てくれ!と言わんばかりに言葉を難しくしていた…」
「でも、街角から聞こえてくる音楽だと考えると、、、」
トミー
「そう、だよね、、そこは重要なポイントだと思う」
「ただ歌う人、求められるテーマによって違うけどね」
泉
「、、分かりました、、日々修行ですね」
「この作品、もう一回検証してみます」
「また持ってきますね」
トミー
「了解!ラジャー!」
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