お疲れ様です。
今回は作曲デモ、メロディの見せ場「サビ」について一緒に考えてみましょう。
さてさて、ある日のトミー爺の事務所、作曲家志望のチャンプくんがやってきましたよ今回はどうなるのか?楽しみですね。
この記事の内容は
- サビには2通りの作り方がある、、派手サビ、沁みサビ
- 時代はどんなサビ、メロディを求めているのか?
- 90年代ジャニーズ系の曲は派手なメロディと反比例していた?
- 今日のお薦めの一曲
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サビには2通りの作り方がある、、派手サビ、沁みサビ
・チャンプくん
「トミーさん、今度はどうでしょう?結構いい感じです」
・トミー
「オー、チャンプくん出来た?」
・チャンプくん
「ただ、、、ただですよ、、」
・トミー
「ただ、、何?」
・チャンプくん
「サビの作り方が良く分からないんです、、、」
・トミー
「サビの作り方ね、、、なかなか難しい所だね、、」
90年代以降、CMと曲のタイアップが盛んに行われ、そこからミリオン、ダブルミリオンのメガヒットが生まれてきましたね、その当時の楽曲の作り方はCMの映像に合わせた12秒でキャッチーなサビ。
そして名曲も生まれてきましたね、、あの頃はアーティストにも作曲家にも「とにかくキャッチーな派手なサビ」が求められました。
そしてもう一つサビは「洋楽的なじわっと来るサビ」決して派手ではないけど印象に残るサビ。
こんな2種類のサビの作り方がありました。
時代はどんなサビ、メロディを求めているのか?
しかし21世紀になりメロディの求められる質も変わってきている気がします。
「派手でないが派手な曲」この矛盾だらけの言葉。
90年代はとにかくキャッチコピーの様なサビメロ。
これに尽きたのですが、でもあの時代の洋楽に目を向けると派手なサビばかりではない…そんな曲が世界規模で大ヒットしていました。
でも派手なサビではないけど、印象的なサビの曲が多かった。
派手なサビ、聞きあきてしまった?今の時代、そんな洋楽的なメロディの作り方が必要になっているのかもしれませんね、、でもあの時代流行に反比例して真逆な曲作りを進めていたチームがあるんです。
90年代ジャニーズ系の曲は派手なメロディと反比例していた?
それはジャニーズチーム。
あの時代ジャニーズ系の楽曲は日本の流行とは一線を引いていた気がします。
やはりブームに逆らっても真逆な良さを追い求めていたのかもしれませんね、、その為に外国人の作曲家が作った楽曲を積極的に歌っていました。
下記のマドンナの「Miles Away」を聞いてみてください。
この曲ってものすごく印象的な曲ですが、決して派手なサビでは無いですよね。
誰でも口ずさめるサビメロ。
そういう意味で作曲家は半年先、一年先を見据えた楽曲作りが必要になってきます。
日本で今流行っている曲、世界で流行っている曲、全世界的に次にくるムーブメントに音楽の触角を張り巡らせて勉強し続ける事が必要って事かも…
チャンプくん
「そうか…色んな音楽を聞かないといけないんですね」
トミー爺
「そうそう、日本の音楽、今流行っている音楽だけ聞いてもダメ」
「次のムーブメントを探せる触角を育てる必要があるのかもよ、、」
チャンプくん
「どんな音楽を聞いたら、、、」
トミー爺
「昔ヒットした曲、、例えば、60~80年代の洋楽、邦楽はどうかな?」
チャンプくん
「あー、昭和歌謡とかですね…」
「色々と探してみます」
今日のお薦めの一曲
良かったらこんな曲集をきいてみるのもありだと思います。
今聞くと以外と新しいですよ。
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