お疲れ様で~すのトミー爺です。
今回はデモを作る時にみんな悩む問題「デモのボーカルはみんなどうしてる?」という事について一緒に考えてみましょう。
この記事の目次は
作曲デモのボーカルはどうやったらよいの?
作曲を始める時って、最初は
- 自分の作品を作ってみたい。
- 自分の作品を色んな人に聞いてもらいたい。
- 自身が付いてきたから作曲コンペにもチャレンジしたい。
みたいに考える人が多いと思う。
そしてだんだんデモのクオリティが上がって来てから悩むのが?
「デモのボーカルってどうしたらよいんだろう?」
つまり、みんな下記のような事を悩み始めるはずです。
- 自分で歌った方が良いのか?
- 他の人、仮歌さんに歌ってもらうのが良いのか?
- ボーカロイドでも良いのか
- 男性、女性アーティストでボーカルを合わせたほうが良いのか?
ここで一つだけポイントがあります。
歌手、アーティストのコンペに楽曲を提出することを考えている人は次のことを頭の隅に入れておいてほしい事があります。
レコード会社のプロデューサーやコンぺで選曲するディレクターさんは
「自分が担当する歌手に歌わせてみたい曲か?」
「集めている曲のコンセプトに合っている曲かどうか?」
「アーティストが輝いて歌う姿が見える曲か?」
このような曲を選曲することが多いと言うこと…
これって結構、、どころじゃなくてかなり大事なポイントです。
作曲家を目指す人は必ず頭に入れておいてくださいね。
このポイントを頭に入れて先ほどの問題を考え見ると分かりやすいと思います。
「音程」「リズム」「声質」には細心の心遣いを
トミー爺は「男性ボーカル」「女性ボーカル」「ボカロ」どれを選択してもOKだと思っています。
ただ、その聞かせ方には注意をした方が良いのは当然。
【男性、女性ボーカルの場合】
これは肉声で歌う訳なので「音程、ピッチ」「リズム」「聞こえ方」はしっかりとしていないとダメなのは分かりますね。
- メロディの音程が分からない
- メロディの譜割り、リズムが分かりづらい
- ボーカルの音量が小さくて聞こえない
最低限、上の3ポイントは気を付けて下さいね。
歌が上手い人はある程度良いと思いますが、聞いている人がメロディ、譜割り、全体のイメージがつかみやすいように、歌のエディットをしてからコンペに提出するのは常識かな、、、
【ボーカロイドの場合】
集めるジャンルによってはボカロの方が良いケースもあると思います。
「一部のアニメ系」「一部のテクノ系」「ボカロ系」のジャンルとか、、、
ただ、アーティスト系やアイドル系の場合は、ボカロの聞こえ方を肉声ボーカルに近づけるように処理してから提出できるとベストです。
「ブレス感」「声の感じ」を肉声に近づける、なども必要なポイントだと思います。
ボカロ、ボカロした声質だと選び手によっては「これだとわからない…」と評価する人もいるので、「ブレス感」「声の感じ」を肉声に近づける努力、工夫は必要です。
アーティストさんでボーカルを変える
ちなみに最近のプロの作曲家は、音楽コンペに提出するデモテープのイメージを出来るだけ対象アーティストに合わせる努力をしています。
- 女性アーティストには「女性が歌うボーカルデモ」
- 男性アーティストには「男性が歌うボーカルデモ」を作っている
この様に音楽のニーズに合わせてデモ作り方変えている人が多いですよ。
プロの作曲家でさえ…っというか、、、プロの音楽家だからこそ提出するデモテープでアーティストが歌うイメージに近づける努力をしているってことですね。
これも採用につながる為の努力っていう事でしょうか、、。
歌手のイメージが出来ればそれでOK
以前の楽曲コンぺである女性アーティストさんのアルバム曲に採用された楽曲がありました。
このデモのボーカリストの声は歌手の声にそっくりで、これは偶然でしたが選び手もこの曲の完成形がイメージしやすかったことが採用の大きなポイントの一つだったと思います。
ただ仮歌さんにお願いすると当然費用がかります。
ネットで検索すると色んな方が「仮歌やります、、」と表明しているのでチェックしてみて下さい。
平均すると一曲、数千円が相場のようです。
有料で仮歌さんにお願いして、デモをつくり、コンペに提出、採用を勝ち取ればよいけど、不採用の方が多い。
そうすると採算はマイナスってことになるのでちょっと考えモノですね。
また歌手によってもケースバイケースです。
ある女性歌手は「女性ボーカルNG」という人もいます。
またある男性歌手も「男性ボーカルの方が望ましい」とコンペの発注概要に書かれている方もいます。
ちなみにトミー爺と一緒に組んでいる作曲家さんは、自分で歌っている人、仮歌に頼んでいる人、色々いますが、皆それぞれのスタイルでビッグタイトルをゲットしていますよ。
結論をいうと、デモのボーカルは曲のイメージが相手伝わりやすければOKという事ですね。
まずは自分のデモのクオリティを上げる努力。
そこからスタートしてください。
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