作詞家,作曲家になろう!さくなろ道場

作曲家、作詞家を目指す君へ。現役マネージャーが教える作品創りのコツ、裏ワザ、一般常識などなど…誰も教えてくれなかった情報満載です。

社会的モラルとコミュニケーション能力がある作家は成功する

お疲れ様で~すのトミー爺です。

今回は今の時代に「求められる作家」ってどんな作家なのか?

それを独断と偏見で?書いてみたいと思います。

 

f:id:tommysomekawa:20180716173347j:plain

 

この記事の内容

 

 

現代はネット時代、ブログ、FB、Twitter、インスタなどなど、やろうと思えば誰でも情報を発信し、そして情報を知ることが出来る時代。

 

さて、音楽業界、作家業界に目を移して、この情報氾濫時代に「求められる作家」ってどんな作家なのか?

 

ちょっと知ってみたくないですか?

 

これからプロの作家を目指している人、すでに活躍している人も音楽業界から求められる作家になるにはどんな事が要求されるのか?将来失敗しないためにもちょっとお時間くださいな、、、。

 

「社会的モラル」と「コミュニケーション能力」が求められる

 

 

まず最初にコミュニケーション能力について。

そもそも作家、作詞家、作曲家のコミュニケーション能力って何?

 

音楽的コミュニケーションがとれる人求められる 

 

楽曲制作はアーティスト、プロデューサー、作曲家、作詞家、編曲家、ミュージシャン、スタッフが話し合って共同で作られて行きます。

もちろん作詞家、作曲家もその一員。

 

打ち合わせの時、相手が何を言っているのかわからない…という事はまずいですよね。

 

ここで必要な事は、ものすごく専門的な事を理解してください…という事ではなく、最低限、周りの人の会話やコンペの発注書に書かれている内容が理解できる知識を持つという事です。

 

コンペなどの発注書に関しては、相手がどんな作品を望んでいるのか?

どういう構成で、どういう曲調、歌詞の内容で…

 

これが解らないとコンペに参加しても弾かれてしまいます。

 

作詞家に必要なコミュニケーション能力とは

 


【作詞家に必要な音楽コミュニケーション 1

 

 作詞家は作曲家のデモを聞いて下記のポイントは理解が必要。

  • 構成が理解できる。
  • 完成形の構成が理解できる。
  • 音数が正確に採れる。
  • 相手の求める内容から、テーマを決めて作詞が出来る。


【作詞家に必要な音楽コミュニケーション 2】

  • 相手が望んでいる音楽性を理解できる。
  • 相手が望んでいる音楽ジャンルに対応が出来る。


そして共通して言えることは、もし作品直し依頼が来た時に、相手のイメージをしっかりと理解でき、修正が出来る事。

 

これは作品直しを経験して行かないと身につかない事だと思います。

 

作曲家に必要なコミュニケーション能力とは

 

【作曲家に必要な音楽コミュニケーション 1

 

 作曲家は下記のポイントが必要。

  • デモ制作がしっかりと出来る。
  • 短期でのデモ制作に対応できる能力を持っている。
  • 色んな音楽ジャンルに精通している。
  • 音楽のコミュニケーションがとれる。


【作曲家に必要な音楽コミュニケーション 2】

  • 古今東西、幅広く音楽を聞いて研究している事。
  • 自分の得意な音楽ジャンルを1~2がある。

 

作曲家はミュージシャン、アーティストに近い立ち位置に居ます。

音楽制作現場、スタジオワークの現場にいても、周りのスタッフやミュージシャンと音楽の話が出来る事が大事です。

 

もちろん現場の人たちは幅広い年齢層、その人たちと会話が出来、そして「面白い奴」「一度仕事をしてみたい奴」と思われるようになればしめたもの、、、

 

その為には普段から聞いている音楽、自分が育ってきた音楽が武器になる事を知る事からスタートかも…

 

人間的なコミュニケーションがとれる人

 

これは難しくはないですね、、友達同士や職場での人間関係、家族との関係で養われているはずです。人間誰もそうだと思うのですが「基本、嫌な人と仕事はしたくない」ですよね、音楽、作家業界も同じです。

 

 一緒に仕事をするなら、楽しく才能のある人と仕事をしたいはず。

  

 そこで普段から気を付けたほうが良いポイントは。

 

  •  自分の価値観と他人の価値観は同じでないという事を理解する。
  • しっかり挨拶が出来、そして回りの人に敬意をもって接することが出来る人。

 

メールは人間関係を「凶」にも「吉」最強のツール 

 

そして、最も気を付けてほしい事は「メールのやり取り」です。

現代人はメールでのコミュニケーションが機会が多いですよね。

 

トミー爺も仕事上、最も気を使うのがメールです。

 

メールはお互いに伝達事項が履歴に残るので便利ですが、表現の仕方で相手を傷つけたり、怒らせたりします。

 

「この文章を相手が読んだ時にどんな気持ちになるのか?」

 

それを常に意識してください。

 

相手はどんな環境で、どんな状況でそのメールを読むかわからないですよね、、特に調整事やもめごとの時は、絶対にメールだけのやり取りはしない方がベスト。

 

電話で話せるのなら、電話でまず話をして、自分の考え、ニュアンスを理解してもらう、、その後に確認の意味でメールを送る。

 

例えば、相手があなたに謝りメールを送って来た時の事として想像してみて下さい。

 

きっとあなたは「怒り」の精神状態でそのメールを読みますね、相手が送って来たメール内容、すべてに「怒り目線」で読むことになります、、仲直りするどころか絶縁ってことになりかねない…。

 

メールは便利ですが、使い方は要注意、使い方を間違えると一瞬で人間関係を壊す悪魔のツールになってしまいます。皆さんもぜひ気を付けましょう。

 

社会的モラル、常識を持っている人が必要とされる

 

これはどんな社会でも共通して言える事です。

 

 

盗作、サンプリングについて

 


【作曲家の場合】


作曲家の場合はメロディの盗作や無断でのサンプリング使用については絶対にやってはいけません。

 

特にメロディの盗作に関していえば「何秒までOKとか、何小節まではOKとか」などと言われていますが、これは違います。

 

そのようなルールや決まりがあるのではなく、あくまで当事者の主観で、盗作と感じた作曲家、権利者が訴えれば、訴えられた方はほぼ負けます。

 

また、ストック曲の使用も気を付けたほうが良いです。昨今のコンペでは「書下ろし曲」を指定する案件も多いです。

 

この件に関しては別のコラムで取り上げようと思いますが、出来る限りストック曲の使いまわしには気を付けましょう。


【作詞家の場合】


作詞家の場合も盗作には気を付けましょう。ちょっと前ですが有名アニメの作家さんと男性アーティストがもめたことがありましたね、、あれは歌詞ではなく、確か漫画のセリフが問題点になっていました。

 

極端な言い方をすると、盗作か?そうでないか?を決めるのってあくまで訴える人の主観が殆どだと思います。

 

守秘義務を守れない作家はNG


そして、これも別機会で書かせてもらいますが、コンペ発注において、まだ公表されていない情報が作家には作品を書くための情報として知ます。

 

その情報の取り扱いにも最新の注意をはらってください。

 

情報には「情報解禁日」という日があります。

 

例えば、あなたの作品が採用されたとします。うれしくなって「やったー、〇月発売の〇〇のシングル曲に採用された、おまけに〇〇のCMソングだ!!」みたいにSNSで公表したとしますね。

 

これは絶対やってはいけない事です。

下手したら訴訟に発展し、巨額な賠償金が請求される可能性もあります。

 

作家が公表してよい情報は、そのアーティストの公式HPで発表されている情報のみです。安全なのは発売日を過ぎてから情報発信するのがベスト、、。

 

ただし、その発信しかたにも最新の注意が必要です。

自分のうれしい事は自慢したいのは分かります。

 

でも出来れば発信はしないで静かにじっとしていた方が良いかもしれませんね、、笑い
 
 

 

【トミー爺の関連サイト】

【作詞家リアルボイス新HPスタート】

作詞トークでわかる「作詞家リアルボイス] NEW


人と音楽をつなげる TRY-X Music

作詞家作曲家を育てるSong Bank 


【作詞家リアルボイス公式 X(旧Twitter)】

作詞雑学今日の一言 NEW


【気楽な旅ブログ】

旅日記 還暦親父の諸国漫遊記